コミュニケーション「気になるニュース」/認知行動療法講座「問題の明確化」
コミュニケーションプログラム
火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。
働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。
雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。
今回のテーマは「気になっているニュース」です。
本日のコミュニケーション講座では最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。
色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!
- 処方薬をネット予約して即日配送するサービス
- 急に30℃超えになる気温
- 寝ながらでも利用できるサービス
いずれも今後も気になる内容でしたね!
引き続きスムーズな雑談をするためにも質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!
認知行動療法講座
前回の講座では、自動思考について紹介しました。
今回は、問題リストを作成して、問題の明確化を行います。
問題の明確化
ストレスが溜まってくると陥りがちなのが、自分や他人を責めたり、既に起きてしまった出来事への恨めしい気持ちなどに意識を支配されてしまうことです。
しかし、それらの行動は、今現実に起きている問題を対処することには役立ちません。
問題を解決したいならば、現実をしっかりと見据え、今自分は何に困っているのか、それに対してどのような対処が必要なのかを考える必要があります。
多くの場合、問題は1つではなく、様々な悩みがまじりあっていることでしょう。
何に悩んでいるのかあいまいなままにそれらに取り組もうとしても、何をすればいいのかわからないまま、苦しい思いをするだけです。
困りごとが何なのかをはっきりと明確化し、1度に1つずつ取り組んでいくことが重要です。
問題リストと解決目標
問題を明確化するために、まずは”問題リスト”を作成してみましょう。
これは名前の通り、今自分が何に困っているのかを書き出していくもので、箇条書きで構いません。
大切なのは、これを作る段階では、「それが重要なことかどうか」を判断しないということです。
リストを作成したら、その後にその問題の重要性や解決することによる自分へのメリットを判断し、解決目標を定めるようにしましょう。