就活SST「質問を想定して準備する」

新聞読解「メタ、企業広告 長期で重視」

以下、記事の要約です。

米メタの短文投稿サービス「Threads(スレッズ)」が10日、公開からわずか5日で利用者が1億人を超えた。

ツイッターは投稿管理を緩め、課金に誘導して企業や利用者の離反を招いた。

スレッズは過激なコンテンツを避け、企業が安心してユーザーと交流できるコミュニティー基盤をつくる。

ツイッターと逆張りの戦略で収益化を狙う。

このテーマについての利用者さんの意見

  • 健全なSNSを目指すためには、投稿内容を監視しなければいけないのではないか。
  • アカウントの連携や検索の制限などTwitterに慣れていると使いづらい要素も多い。
  • スレッズはインスタグラムの特徴を良くも悪くも引き継いでいる。
  • 自由に発言できるということは、偽情報などに気をつけなければいけないということでもある。

様々なSNSが登場していますが、自分にあったものを選んで有効に活用したいですね!

就活SST

前回は、自分から話す場合ではなく、質問に返答する場合にどのように逆ピラミッドを用いれば良いのか、紹介しました。

今回は、質問の本質に迷わず答えられるように、事前に質問を想定しておく方法についてお話します。

質問を想定して準備する

前回、質問には本質となる部分から答える必要があると説明しました。

しかし当然の話ではありますが、質問の本質がわかったとしても、その質問への回答が準備できていなければ、満足に回答することはできません。

質問者に不信感を与えてしまったり、失言をしてしまったりする可能性もあるかもしれません。

それを防ぐためには、事前に受ける質問を想定し、”想定問題集”を作っておくことが有効です。

また、どんなに予測を立てておいてもすべての質問に回答しきるのは難しいので、想定外の質問への対処についても知っておく必要があります。

想定問題集とは、聞かれる可能性のある質問を事前にリストアップし、それぞれの質問に対して最適の返答を準備し、文書化したものです。

新製品の発表などが目的の場合には、技術的な質問だけでなく、社会的、倫理的な視点からの質問についても準備する必要があるなど、発表する内容に合わせて考えておく必要があります。

例えば、新しいゲーム機、ゲームソフトの発表であれば、発表自体には盛り込まないものの、ゲーム中毒やゲーム内の暴力性に関する質問への返答を用意しておく必要があります。

それでも想定していなかった質問をされたとき、その場で返答を考えると、失言を招いたり、発言の首尾一貫性が損なわれたりすることがあります。

想定外の質問にすばやく答えるためのテクニックの1つとして、その質問の本質が自分に向けられているかどうかを判断する、ということが挙げられます。

実は、想定できていなかった質問というのは、「自分でなく、他人に聞くべき質問」であることも少なくないのです。

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