コミュニケーション「気になるニュース」/認知行動療法講座「第6のコラムの実践」

コミュニケーションプログラム

火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。

働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。

雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。

今回のテーマは「気になっているニュース」です。

本日のコミュニケーション講座では最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。

色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!

  • お口シリーズについて
  • AIの判断について
  • 完全栄養食について
  • 最高気温について

いずれも今後も気になる内容でしたね!

引き続きスムーズな雑談をするためにも質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!

認知行動療法講座

前回は、第6・第7のコラムについてご紹介しました。

今回は、第6のコラム「適応的思考」を実際に作る練習をしてみます。

第6のコラムの実践

適応的思考を作る方法を復習しましょう。

第4のコラムで挙げた「根拠」と、第5のコラムで挙げた「反証」を合わせることで、適応的思考のベースが作れます。

そこから、「悩んでいるのが友人ならどうアドバイスするか」「自分が信頼する人ならどんな見方をするか」など考えつつ、元の自動思考よりも柔軟な考えにしていきましょう。

例題

・根拠
1)前にも一度、同じ仕事をしている最中にミスをしたことがある。
2)上司が自分の同僚を飲みに誘い、自分は誘われなかった。
3)同僚との作業中にミスをしてしまった。

・反証
1)このプロジェクトが始まる前は、問題なく仕事をこなし叱られたこともなかった。
  新規プロジェクトに抜擢された。
2)特定のグループの人だけ誘っているのかもしれない。
3)ミスは双方の不注意で起こり、どちらが悪いというものでもない。
  注意を受けたところ以外は上手くいったし進行ペースには問題がない。
  ミスの分を差し引いても70点くらいの成果は出せている。

・適応的思考
1)前にも同じ仕事でミスをしたことがあるが、このプロジェクトが始まる前は問題なく仕事をこなせていたし、何をやってもダメなら新規プロジェクトに抜擢もされないのではないか。
2)同僚が誘われ、自分が誘われなかったのは事実だが、嫌われたとする根拠はない。
  特定のグループの人だけ誘っているのかもしれない。
3)同僚との作業中にミスをしてしまったが、双方の不注意で起こったものであり、進行ペースにも問題はない。点数にするなら70点くらいはつけられる。

 

restart_banner