新聞読解「消費トレンドを知ろう」/ 心理相談室サウダージ 出張講座「睡眠と自律神経を整える」

新聞読解「消費トレンドを知ろう」

以下、記事の要約です。

消費トレンドの移り変わりが速くなりました。

変化についていくのが面倒に感じている大学生もいるかもしれません。

でも世の消費者がいま何を求めているのか潮流をつかむことはビジネスにおいて大切なことで、人間を理解することにもつながります。

このテーマについての利用者さんの意見

  • ディズニーランドのチケットが1万円を超えて驚いた。
  • 物よりも思い出はわかる。
  • タイパについて考えるようになった。
  • グランピングの人気が出てきた。

今後も時代とともに求める価値は刻々と変わりそうですね!

心理相談室サウダージ 出張講座

本日は、心理相談室サウダージから前田 昭典先生を講師にお招きして、出張講座を開催しました!

本日の講座テーマは、「睡眠と自律神経を整える ~残暑の乗り切り方~」です。

【1】季節・気象との心身の不調

今年の暑さで体調を崩す方がかなり多くなっています。

外に出たくない…と、家の中だけで過ごしてしまうと逆に体調を崩すことになります。

また、睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があり、人はこれを繰り返すことで、起床していきます。

睡眠の質が良ければ、体調も整うので、しっかりとした睡眠をとることはとても大切です。

さらに、季節や気候によって、心身の不調に繋がることもあります。

○春…
春になると暖かくなり、生きるエネルギーが沸いてきます。
すると、統合失調症の妄想などが酷くなる場合があります。

○梅雨時季…
湿度や気温が高くなることで、蒸し暑さから体調を崩し、そこから腸内環境の悪化や、メンタルの不調に繋がることがあります。

○夏…
ミネラル不足、寝苦しさ、エアコンによる冷えなどが原因で、体だけではなくメンタルの状態も悪くなる場合があります。

○秋…
生きるエネルギーがだんだんなくなり、季節性のうつ状態を起こしやすくなります。

○冬…
日照時間が減るため、体の冷えなどから冬季うつになりやすい季節。

○記念日…
震災や事故、家族や親しい人が亡くなった日、事故や災害に遭った日など、心身に大きなショックやトラウマを受けた日やその前後の時期に、心身の調が起きることがあります。

低気圧で不調になりやすい人に効果がある【周波数セラピー】

低気圧が近づいてくると不調になる。天気が悪くなってくると、メタルも悪化する。そういう傾向がある方は、次のセラピーを試してみください。

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心の中で、「左耳よ、次の言葉を聞いてください」と、自分の左耳に1回お願いした後で、
「1298ヘルツは聞こえない」と、目を開けた状態で、心の中で7回繰り返し考えてみてください。
(毎日朝晩と、症状を感じたらその都度)

【2】コロナ禍と猛暑でひきこもり→心身不調

この3年のコロナ禍と最近の猛暑で、ひきこもり生活の傾向が非常に強くなりました。

その結果↓

① つながりの喪失
② リアルの喪失(ネットやテレビばかり見ている)
③ 運動不足や生活・睡眠リズムの乱れ
④ ひとりでぐるぐる思考→悩みの出口が見えなくなる
⑤ もともとひきこもり状態だった人の状況悪化
⑥ ネット・ゲーム依存、アルコール依存、オンラインカジノ利用のギャンブル依存、過食などアディクションの悪化
⑦ ①~⑥の結果、体調も悪くなりがち。それがさらに心理的ストレスにもなるという悪循環

こういう状況が世界的に強まっています。

また、コロナ感染や災害級の猛暑、突然襲ってくる豪雨など、家の外が危険だと感じるようになっています。

さらに、リアルで会う人の気持ちはマスクで読みにくくなっているし、感染予防のために雑談もしにくくなってしまいました。

一方で、リモートでのコミュニケーションでは、言葉と、限定的な視覚情報だけでのものになります。

リアルでもリモートでも、対人コミュニケーションの中で相手の気持ちが見えにくくなり、対人不安が強まっています。

そこで……

【3】まず自分が能動的に動いたら変えられる。身近なものから変える。そして、自分の感覚を取り戻す

ネット動画やテレビを見るだけ。酒を飲むだけ。コンビニの食品やデリバリーの食事を食べるだけ……。

こういう受け身な過ごし方だけをしていると、だんだん自分の状況を変えていく力(自己効力感)が失われていきます。

まず、忘れかけていた自分の感覚に気づけるようになっていきましょう。

1.まずは心身の緊張をほぐす

① (立った状態と座った状態で)本当の「いい姿勢」になる。
② 足の裏が、地面や床にしっかりついている感覚を確認する。
③ 呼吸を整える。

・基本は腹式呼吸をゆっくりと。
・お腹いっぱいになるまで息を鼻から吸いこみ、お腹がペッチャンコになるぐらい口から息を吐き切る。
・副交感神経を優位にし、心身をリラックスさせる呼吸法:鼻から3秒かけて息を吸い、口をすぼめて6秒かけて息を吐く。

2.さらに心身の落ち着きを得る〈マインドフルネス瞑想〉

① 基本は呼吸に意識を向ける。
② 音→身体→思考→感情と注目ポイントを変えながら瞑想。

※自律神経…大きく分けて、緊張の方に働く交感神経と、リラックスの方に働く副交感神経がある。手足を動かすように、直接自分の意思でコントロールはできないが、呼吸や心身の状態を整えることで、間接的に自律神経のバランスをよくすることはできる。

3.日常生活の中で、能動的に動く

・自分で体を動かして、気持ちよくなること、快適さが得られることをする。
・できれば、誰かとつながることも行う。リモートよりはリアルの方がベター。

〈例〉
・ストレッチや散歩など簡単な運動 ・料理 ・瞑想
・ちょっとだけでいいので、掃除や片付け ・カラオケ
・入浴(自宅でゆったり or 銭湯や温泉に出かける)
・楽器演奏 ・読書(図書館や書店まで足を運ぶ方がベター)
・動植物の世話 ・動物とのスキンシップ
・美術館博物館、動物園、水族館などに行く
・近くにある気になっている飲食店や喫茶店に行ってみる
・ボードゲーム ・ダーツ ・バーやプール ・バーに行く
・バッティング・センターに行く ・サイクリング ・小旅行

【4】睡眠を整える

1,睡眠をよくする基本

・暑くても、できるだけぬるめのお湯につかって入浴する
・エアコンを適切に使う
・部屋は暗くして
・スマホやパソコン、ゲーム機、テレビなどは、最低でも寝る30分前にはオフにする。スマホは枕元に置かない
・カフェインの入ったものは、夕食後からは摂らない
・なかなか寝つけないとか、夜中に目が覚めて再入眠できない、自分で決めた就寝時間に眠れないなどを、過度に気にし過ぎない
・入浴後、寝る前に、瞑想やストレッチを行う

2,悪夢を処理して睡眠の質を上げる「色彩セラピー」

① 目を閉じて、「悪夢」と考える
② 思い浮かんだイメージ(具体的なものではなく、色だけ、光だけ、抽象的な形だけでもOK)の中で目立つ色の名前を、1回声に出してみる
③ 色やイメージに変化があったら、変化したイメージの目立つ色の名前を、②と同じように発声する
④ 嫌なイメージが消えたり、いいイメージに変わったりしたら、そこで終了

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