お盆プログラム「周りは優秀で完璧な人ばかり?」
お盆プログラム
昨日から3日間、就労移行支援事業所 リスタートは、お盆開所ということで、特別連続プログラムをやっています。
今回はその第二回目。周囲の人のことを勝手に決めつけていないか、考えていきます。
周りは優秀で完璧な人ばかり?
「人のことを勝手に決めつけてはいけない」と言われたら、大多数の人は、それくらいわかってる!と思うかもしれません。
しかし、これを実践できている人は、実はかなり少ないのではないでしょうか。
特に、自己肯定感が低いと、「自分だけがダメだ」と思ってしまいがちなので、「自分以外の人にも、ダメなところはあるかもしれない」と思いづらいものです。
反対に、自分に自信はないが、他者の言動を批判的に見てしまう、という人もいますが、実はこれも根っこは同じです。
「自分以外の人は『完璧』なはずなのに、どうしてこんなこともできないんだ?」というように、自分に自信がないがために、周囲の人間に無理な期待をして、裏切られたように感じてしまっているのが、その原因なのです。
しかし実際には、『完璧』な人間などいません。
それぞれが事情を抱えていますし、疲労もすれば、集中力や寛容力にも限度があります。
「自分だけがダメで、周りの人はみんなスゴくて立派なんだ」と考えるのではなく、
「自分以外の人も完璧ではないのかも。それぞれの事情の中で苦労しているのかも」という目線を持つことで初めて、相手のことを知ることができるようになるのです。
誰かに対してイライラするときは、その相手に対して、「これくらいやってくれるはずだ」と期待しているものです。
しかし、相手も自分と同じ、完璧な人間などではないのだとしたら、果たしてその希望を察してくれるでしょうか?
それをやるだけの余裕が、その人にあるのでしょうか?
他者に対して優しさを持つことが、ひいては自分を責めず、余裕をもって接することに繋がります。
周囲の人はエスパーじゃない
人がたくさん集まるような場所に行ったとき、あまり目立たぬよう、自分から言葉を発することなく飲食などだけ行い、時間が来たら帰るようにしている。
なんてことはありませんか?
恐らく、人づきあいに自信がない方は、このような行動になっていることが多いのではないかと思います。
しかし、実際には周囲の人間はエスパーではないので、自分から情報を発信していない相手のことは、当然ながら何もわかりません。
そして、よく知らない人とでも楽しく話せる人なんて、ほんの一握りもいないのです。
実は、自分は人づきあいが苦手だ、という考えの裏には、「周囲の人は優秀なんだから、自分が動かなくてもなにかをしてくれるはずだ」といった期待が含まれていることが多いのです。
そのために、「話しかけてくれないのは自分がつまらない人間だからだ」といったように、どんどん自己肯定感を落としてしまうことになります。
周囲の人間は決して完璧ではないからこそ、自分から動いていかなければ、コミュニケーションは始まらないのです。