就活SST「基本的な欲求を理解する」

新聞読解「漢方が常備薬に 価格は1割高」

以下、記事の要約です。

薬局やインターネットで漢方薬を購入する人が増えている。
頭痛やストレスなどへの幅広い効能を求めて若者からも需要が高まる。
店頭での平均単価は1700円と5年間で1割上がった。
新型コロナウイルス禍を含めた社会の変容を踏まえ、いまや家庭の常備薬として定着しつつある。

このテーマについての利用者さんの意見

  • 日本産の漢方薬も増えていって欲しい。
  • 大容量化の需要が増えていると感じた。
  • 副作用についてもちゃんと把握しておく必要がある。

必要な効能や副作用など、自分で把握しておくのが重要ですね!

就活SST

前回から、他者はコントロールできないため、自分の行動を見直すという”選択理論”の考え方についての紹介を行っています。

今回は、自分の行動の動機づけに関わる、”5つの基本的欲求”について紹介します。

基本的な欲求を理解する

5つの基本的欲求は、老若男女問わず誰もが持っている根源的な欲求です。

〇生存の欲求
安全に生きることや健康であること、飲食・睡眠・生殖の三大欲求に関しての欲求です。

〇愛・所属の欲求
誰かを愛したい、愛されたいという欲求や、何かの集団に属したい、良好な関係性を築きたいといった欲求です。

〇力の欲求
なにかを成し遂げたい、認められたいという欲求や、他者に勝ちたい、他者の役に立ちたいという欲求です。

〇自由の欲求
束縛されたくない、自分のこだわりで決めたいという欲求や、変化が欲しいと感じる欲求です。

〇楽しみの欲求
新しいものに触れることやスキルアップすること、何かを作ることや、他者を笑わせることなどに対しての欲求です。

これらの欲求は誰もが持っているものではありますが、その強弱は人によって異なります。

例えば、自由の欲求が強い人は、残業せず、早く自分の時間を持ちたいと思う一方で、力の欲求が強い人は、残業してでも業績を伸ばしたいと考えるかもしれません。

欲求の強弱が違うことで価値観が異なっているだけで、どちらが正しいと決められるものではないのです。

 

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