就活SST「コントロールできる行動とできない行動」
新聞読解「意見押し付ける子、親の役目は」
以下、記事の要約です。
友だちと遊んでいる我が子が「○○がしたい。○○じゃなきゃ嫌だ」と我を押し通そうとすることはないか。
あまりにも頻繁だと、親は「仲間外れにされないか」「親しい友達ができないのでは」と心配だろう。
相手の意見も尊重できる子になるために低学年からできることはあるか。
このテーマについての利用者さんの意見
- その育て方をした結果、本当に良くなるのかの確証が欲しい
- 子どもの頃からトライアンドエラーを積み重ねるのが大事
- ただ怒るのでも、好きにさせるのでもない塩梅が難しい
親との関りから作られていく考え方や性格については、自己分析をしていく上でも参考になりますね。
就活SST
前回は、上質世界をコントロールする方法についてご紹介しました。
今回は、コントロールできる行動とできない行動についてお話していきます。
コントロールできる行動とできない行動
ここまでの話を一度おさらいしてみましょう。
私たちは、いつでも自分の人生を最も効果的にコントロールできると考える行動を自分で選択しています。
つまり、上質世界に含まれるものを手に入れ、5つの基本的欲求を得るために、最適と考える行動を選択し続けているのです。
この”行動”の中には、落ち込むなど、気持ちの変化も含まれます。
気持ちそのものを直接コントロールすることはできません。
しかし、「落ち込むことになるような受け取り方」を選んだのは自分自身です。
そして、落ち込んでいるという状態の時、そこから抜け出す方法を選ぶかどうかも、自分自身の選択によって決まります。
お笑い番組を見る、好きなものを買う、友達に話しを聞いてもらうなど、落ち込みに対して有効な行動を把握し、自分の意志でそれを選ぶことが重要です。