自己分析「他人に関わる力」
自己分析講座
前回は、分析した「作業面における自分の特徴」についての発表を行いました。
今回は続いて、「他人に関わる力」について分析していきます。
他人に関わる力
「他人に関わる力」としてイメージするのは、「コミュニケーション力」ではないかと思います。
しかし、コミュニケーション力とひと口に言っても、「周りを巻き込む力」や「相手の話を聞く力」など、他人に関わる際に発揮される力には、様々な種類があります。
そのため、長所として伝えるにしろ、短所として伝えるにしろ、「コミュニケーション力」という表現だけでは、相手にはあまり具体的なイメージが伝わりません。
他人に関わる力のキーワードには、例として以下のようなものがあります。
・誠実さ
・気配り
・チームワーク
・伝える力
・リーダーシップ
こういった他人に関わる力について、長所と短所を探してみましょう。
長所の例
私は、相手の声に耳を傾けて行動することが得意です。
前職で所属していたグループにおいて、中々結果が出ていませんでした。その原因は、各々の考える業務の改善点を擦り合わせることができておらず、やりたいことができない状態だったためでした。
そこで、一人ひとりにどんなことをしたいと考えているのかを確認し、業務の改善案を提案したことで、グループメンバーの士気が上がり、効率的に仕事を進められるようになりました。
短所の例
私は、困りごとがある時に、自分から相談をすることが苦手です。
困りごとをそのままにしないように、困ったときにはメモを残すようにしていますが、不安が強く自分から声をかけられないことがあります。
そのため、毎日の進捗確認や、定期的な面談などで、相談の場を設けていただけると助かります。