PC講座「関数を使ってみよう 第1回」

PC講座「関数を使ってみよう 第1回」

PC講座では各自の進度に合わせて学習をすることができます。

パソコン初心者の方は画面の見方、マウスの使い方、タイピングといった基本操作を学習。

慣れてきた方や経験者の方は、様々なソフトを使って実践問題。

自分のペースで慣れていきながら、確実にスキルを身に着けていくことができます。

今週は、MOS Excel スペシャリストの学習を進めている方が増えてきたので、Excelの関数の問題に挑戦していただきました!

関数を使ってみよう

問1 まず、下記の表を作成してみましょう。(A)~(W)の文字は入力不要です。

問2 SUM関数を使って、(A)~(F)に、各月ごとの合計を算出しましょう。

問3
 同様に、(G)~(K)に、各人の半期合計を算出しましょう。

問4 半期合計が10件以上の人には賞与がつきます。M~Qに、IF関数を使って、賞与が付く人に「○」、つかない人に「✕」をつけましょう。

問5 COUNTIF関数を使って、(R)に、賞与がつく人数を記載しましょう。

問6 RANK.AVG関数を使って、(S)~(W)欄に、半期合計が多い順に数字を振りましょう。

関数とは

Excelの関数とは、計算をするためにExcelにもともと用意されている数式のことを指します。

この関数を使うと複雑な計算も一つの数式で簡単に答えをはじき出すことができます。

基本的な記述方法は、「=関数名(引数1,引数2…)」のような形式になっていて、「引数」にはセルの範囲や参照、条件などを指定します。

SUM関数

SUM関数とは、選択した範囲に書かれている数字を合計してくれる関数です。

Excelでもっとも有名な関数のひとつで、使う機会も多く、Excelを使いこなすための第一歩となる関数です。

=SUM(範囲)

IF関数

IF関数は、「もしも○○だったら~」というような条件から複数の結果をはじき出してくれる数式のことです。

データ活用や月例報告書を作るときなど、よく活用されている人気の関数といえます。

=IF(論理式,値が真の場合,値が偽の場合)

COUNTIF関数

COUNTIF関数は、検索条件にあったセル数を範囲の中から求める関数です。

COUNTIF関数を使えば、目視で数えていたのではミスをしてしまうような多くのデータの中から、検索条件に合致したセル数を瞬時に求められます。

=COUNTIF(範囲, 検索条件)

RANK.AVG関数

RANK.AVG関数とは、範囲の中の数値が第何位かを求める関数のことです。

=RANK.AVG(数値, 参照, 順序)

多い方から数えるか、少ない方から数えるかを「順序」で指定します。


 
今回はExcelの代表的な関数3つをご紹介しました。

難しい計算も関数を使うと簡単に答えが導き出せるので、ぜひいろいろな関数を調べて実際に使ってみてくださいね!

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