コミュニケーション「気になるニュース」/認知行動療法講座「悲観的な認知の3つの特徴」
コミュニケーションプログラム
火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。
働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。
雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。
今回のテーマは「気になっているニュース」です。
本日のコミュニケーション講座では最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。
色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!
- ダニの影響でお肉が食べられなくなるアルファガル症候群
- 10月10日の銭湯の日
いずれも今後も気になる内容でしたね!
引き続きスムーズな雑談をするためにも質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!
認知行動療法講座
前回で、認知行動療法講座のお話は一度終わりになります。
今回からは、改めて認知行動療法について、基礎的なところからやっていきます。
悲観的な認知の3つの特徴
ストレスが溜まってうつ気味になっているとき、私たちは、「自分」「周囲」「将来」の3つに悲観的な目を向けています。
自分に対して悲観的
「集中できないし、物覚えも悪い。自分はもうダメだ」
「頼まれたことをきちんとできない自分はダメな人間だ」
と考えるなど、自分自身を否定するような考え方をするようになります。
周囲に対して悲観的
自分のまわりで起きることに対して悲観的な受け止め方をしてしまいます。
「あの人は自分を嫌っているからあんなことを言ったのだろう」
「あの人のことは信用できない。例え褒められたとしても、本心ではないだろう」
などと考え、まわりの人との関係がうまくいっていないと感じて疑い深くなったり引っ込み思案になりすぎたり、人を恨んだりするようになります。
将来に対して悲観的
将来への希望を失い、悲観的になっています。
「いまの状況はこのまま変わりようがないし、このつらい気持ちは一生続くだろう」と考えます。
そう考えるとそれが本当に思えて、自分が周囲の人たちにも迷惑をかけ続けている、これからもそうだろう、と考えるようになり、自分で自分の命を絶つことまで考えるようになることさえあります。
このように考えると、何をしてもムダのように思えて、ますます気力がなくなってきます。