PC講座「情報モラルテスト ③」
目次
PC講座「情報モラルテスト ③」
PC講座では各自の進度に合わせて学習をすることができます。
パソコン初心者の方は画面の見方、マウスの使い方、タイピングといった基本操作を学習。
慣れてきた方や経験者の方は、様々なソフトを使って実践問題。
自分のペースで慣れていきながら、確実にスキルを身に着けていくことができます。
今週は、体験の方もいらしたので、久しぶりに「情報モラルテスト」を実施しました!
ポイントは「分からないこと(言葉)があったら、インターネットで調べる」です。
インターネットで調べる
インターネットを使うと、手軽にたくさんの情報を集めることができます。
インターネットを使って情報を集める時に便利なのが「YAHOO!」「Google」「goo」などの「検索エンジン」です。
検索エンジンでは、調べたい事柄に関するキーワードを入力すると、当てはまるホームページを探してくれます。
上手な検索のポイントは、次の3点です。
キーワードは、短い言葉・単語で入れる
「尾瀬の植物」 ×
「尾瀬 植物」 ○
検索結果が多すぎたら、単語を複数入れる
※複数の単語は、スペースで区切る→単語と単語の間に空欄を作ること
「尾瀬 植物 ミズバショウ」
文字の書き方を変えてみる
※ひらがな、カタカナ、漢字などで検索結果が変わる
「ミズバショウ→みずばしょう→水芭蕉」
その情報は本当に正しい?情報を検証する
ホームページは誰でも簡単に作れるため、どこの誰が作ったものかはっきりとわからないものもあります。
そのため、その情報は新しいもの・正しいものだけではなく、古いもの・間違ったものである場合があります。
見つけた情報が正しいものなのかどうか確かめてみることが必要です。
例えば、官公庁や公的機関などのホームページは、情報の発信元がはっきりしています。
発信者・運営者がはっきりしているということは、その情報はその人が責任を持って伝えているということです。
しかし、個人のホームページやブログ・掲示板などは誰が作ったり書き込んだりしたのか、はっきりとわからないものがほとんどです。
そのため、ホームページを資料として使うときには次のような点に注意することが必要です 。
①ホームページがなんという組織・団体によって運営されているのか
②ホームページ運営者の連絡先が書かれているか(メールアドレスなど)
③どのような目的で作成されたホームページであるか
④更新した日付が書かれているか(更新日が新しいもののほうが新しい情報)
⑤新聞や本、ほかのホームページと比べて内容に間違いはないか
自分が調べたことが正しい情報かどうか確かめることは、ホームページだけでなく、本や雑誌などで調べるときにも大切です。
自分が調べたことが正しいかどうか、いつも複数の資料で確認するようにしましょう。
情報モラルテスト ③
【Q1】
著作権はいつ発生するでしょうか。一つ選びなさい。
①著作権を主張した時点
②著作物を登録した時点
③著作物を作った時点
④著作物を作成して一定期間後
【Q2】
インターネット上にある映像や音楽に関する説明として、正しいものを一つ選びなさい。
①違法サイトでなければ、営利目的でダウンロードしても違法にならない。
②違法サイトの場合、私的使用目的でもダウンロードすると違法になる。
③違法サイトの映像や音楽を見るだけでも違法になる。
④違法サイトに関わらず、私的使用目的でダウンロードすると違法である。
【Q3】
ネットオークションのトラブルに巻き込まれたときの対応として、間違っているものを一つ選びなさい。
①連絡先を確認し問い合わせる。
②証拠となる取引のページを保存する。
③しばらく様子をみる。
④再度規約を読み直す。
今回はインターネットで調べものをする時の注意点に気をつけながら、情報モラルに関する問題を解いていただきました。
「ネットに書いてあることが全部正解」とは限りませんし、インターネットでいろいろ調べものをしていくうちに怪しいホームページにたどりついてしまった…なんてことも。
インターネットの検索の仕方も、ちょっとした工夫が必要です。
いろいろ試してみてくださいね!