令和5年11月からお仕事開始! 就職された方にインタビュー! 通所の決め手は? 通所して良かったことなど
おはようございます!
リスタートの職員Yです。
本日は、令和5年11月(明日!)からのお仕事に就かれるNさんに、卒業にあたってのインタビューをお願いしました!
快く回答をいただいたので、全文をご紹介いたします。
体調が安定せず、また、親御さんとの関係に悩まれていたNさん。
どのようにして乗り越えられたのでしょうか?
目次
Nさんについて
Nさん(仮名)
40代 女性
疾患名:双極性障害
調剤薬局の品出し、接客などの実習を経て内定獲得!
Nさんへのインタビュー本文
Q.まずは、リスタートに通所しようと思ったきっかけを教えてください
前職を退職した時、登録していた区の就労支援センターからの勧めで、就労移行に行く決意をしました。
認知行動療法があるところを探していたのと、見学・実習の雰囲気がとても良かったのでリスタートに決めました。
Q.通所してよかったと思ったことや、楽しかったことはありますか?
私はコロナ禍に入所しました。親との関係がうまくいっていなくて、いつも親の介護などに振り回されていて、自分のために生きられませんでした。
そんな時、前所長が何度も何度も私を諭してくださって、他の職員さんたちの支えもあり、自分のために生きること、自分を少しだけ好きになるきっかけを持つことができるようになりました。
それが良かったことです。
Q.通所してから大変だと思ったことを教えてください
私は体調がとても不安定で、体力も少なく、なかなか安定して通所することができませんでした。
親との関係がうまくいかないストレスも大きかったですし、すぐ体調が悪くなる自分に大きなストレスを持っていました。
安定して通所できるようになるまで、かなりの期間を要しました。
コンスタントに通所することが大変だと思ったことです。
Q.リスタートのプログラムについて、感想をお願いいたします!
新聞読解というのプログラムがあって、私はそれがとても苦手で、毎回頭を悩ませていました。
でもたまに楽しく発表できる時もあって、一喜一憂したプログラムでした。
Q.最後に、リスタートを検討している人へ、メッセージをお願いします
職員さんが親身になって相談に乗ってくれて安心感があります。
職員から
リスタートの通所を開始された当初から体調がなかなか安定せず、通所や在宅での活動も難しかったNさん。
時には体調不良で1週間ほど全く活動もできないなど、とにかく体調維持に苦慮されていました。
また、親御さんとの関係に長い間悩まれていて、その影響もあり、「自分はダメなんだ」「就職なんてできない」と、自己肯定感がとても低かったNさん。
そんなNさんには、とにかく、
「悩みや感じていることを遠慮せずに職員にどんどんぶつけてください!」
「誠実さや几帳面さなど、NさんにはNさんにしかない魅力があるんです!」
と繰り返しお声がけしました。
また、認知行動療法講座に積極的に参加され、ご自身の認知と向き合い、考え方や受け取り方を少しずつ変えていくことで、体調も徐々に安定されました。
その後の就職活動では、お祈りがくると落ち込む…繰り返されていましたが、粘り強く応募を続ける中で、実習からの内定をいただきました!
就労先では、体調を考慮していただき、少しずつの時間から業務に慣れていきましょうという配慮もいただいています。
就職はゴールではなくスタート!
これからはよりご自身の心身をより大切にしていただき、末永くお仕事を続けてくださいね。
あらためて、就職おめでとうございます!
引き続き、定着支援でサポートさせてくださいね!