ワークショップ「100年後の携帯電話」自己分析「自分をキャラクター化する」
ワークショップ「100年後の携帯電話」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になります。
今回のテーマは「100年後の携帯電話を予想する」です。
電話というものが登場してから、150年が経ちました。
“携帯電話”と呼ぶにはまだ大きすぎる「ショルダーホン」の登場が、およそ40年前。
1990年代頃から携帯電話はどんどん当たり前のものになり、スマートフォンの登場は2000年代後半でした。
このように、技術の発展と共に、電話はどんどん身近なものになり、進化してきています。
それでは今から100年後、2123年の頃には、携帯電話はどのようなものに変わっているのでしょうか。
利用者の皆さんに予想してもらいました。
このテーマについての利用者さんの意見
- 人が夢を見る機能を応用した、リアルな仮想空間でのやり取り
- AIによって情報を集積し、予定管理などを自動で行ってくれる
- 入力方法が、音声入力やフリップ入力からジェスチャーなどを利用したものに変わっていそう
- 網膜認証、声帯認証などを利用した、今より個人に特化した安全なセキュリティ
自己分析講座
前回、ここまでの自己分析講座のまとめをしました!
今回からは、また初回の内容に戻り、「自分のキャラクター化」によって客観的に自分を分析していきます。
自分をキャラクター化する
自己分析講座では、自分のことを知ることで、他者に伝えられるようになることと、自分の良くないと思う点について原因を探り、変えていくことの2点が目的となります。
そこに向けた第一段階として、自分をキャラクター化することで、客観的に見る練習をしていきます。
以下のステップに沿って、キャラクター化した自分、”Myキャラクター”を作ってみましょう。
ステップ①
中央に自分の絵を描いて、以下の要素を含めてください。
①好きな服
②顔や髪型の好きな特徴
③もっともお気に入りのもの
この絵は、周囲から見てすぐにわかる、表面上の特徴を表します。
ステップ②
ステップ①で描いた絵の周りに、内面的な特徴をつけ足していきましょう。
まずは、以下のような文章で書き出してみてください。
①○○が好き、○○が苦手
②○○に見えるけど、本当は○○
③○○力が高い
ステップ③
ステップ②で書き出した要素に対して、「なぜ?」と問いかけることで情報を増やしていきましょう。
例えば、「怠慢」と書いたのであれば、⇒効率化好き⇒面倒くさがり⇒ゴロゴロしているのが好き などと繋がっていくかもしれません。
また、他で挙げたものと関連するものが見つかったら、矢印で繋げてみてください。