自己分析「両親の苦手なところ」
自己分析講座
前回は、自分自身の嫌いなところやダメだと思うところについて、そうなった”きっかけ”を考えました。
今回は、両親の苦手な部分について目を向けて、そこから自分が受けている影響を探していきます。
両親の苦手なところ
今日の自己分析講座では、父や母、あるいは自分を育ててくれた人の、見たくない部分や、苦手と感じる部分について分析をしていきます。
どうして自己分析なのに両親のことが出てくるのか、疑問に感じるかもしれませんが、実は自分自身のことを知り、変えていくために、重要なプロセスです。
なぜならば、今の自分の考え方や性格の大きな部分を占めているのが、幼い頃の両親との関りである、と考えることができるからです。
例えば、親がすぐに「やめておきなさい」と反対してくることを苦手に感じていたとします。
そうすると、何か新しいことに取り組んだり、難しいことに挑戦したりする機会が中々得られません。
「挑戦してもどうせ止められる」「何かに新しく取り組んでも嫌な思いをするだけだ」といったような前提が作られてしまうのです。
その結果、成長して大人になった後にも、やりたいことに中々チャレンジできなかったり、自分で判断して行動することに苦手意識を持ったりといった影響が出てしまっているかもしれません。
このように、両親の苦手な部分を考えてみることが、自分自身の短所を見つけ、それを変えるためのきっかけになるのです。