出張講座『うつの理解を深める』

新聞読解「低山人気を「宝の山」に」

以下記事の要約です。

高い山がない沖縄県や千葉県で山登りを楽しむ人が増えている。

全国の山々への登山者の登頂回数を新型コロナウイルス禍前の2019年と23年で都道府県ごとに比べたところ、

両県の伸びは日本アルプスを擁する長野県や山梨県を上回った。

このテーマについての利用者さんの意見

  • 低山の需要が増えてきた
  • 親近感があり登ってみたい
  • 駅から近いと嬉しい
  • ヤマップなど利用してみたい

今後、低山の魅力が増えていきそうですね!

出張講座『うつの理解を深める』

本日の午後は、新宿しろくまカウンセリングより、講師として臨床心理士・公認心理士の『安藤 沙織』先生をお招きし、出張講座を開催していただきました。

講座の内容について、一部をご紹介します!

うつを理解する

うつの原因

うつの原因には、性格、環境、身体の3つが考えられます。

性格的な要因には、例えば他人に気を遣うことや真面目なこと、頼まれると断れない、などが含まれます。

環境的な要因には、人間関係や仕事上の不安などが含まれます。

身体的な要因には、病気やケガ、更年期などが含まれます。

うつの症状

うつの症状としては、気分が落ち込む「抑うつ気分」と、趣味や好きだったものが楽しく感じられない「興味・喜びの消失」の2つに大きく分類されます。

その他の症状として、食欲の減退/食べ過ぎ、睡眠不足/過眠、集中力、思考力の低下などが挙げられます。

うつの治療法

うつの治療法としては、「休むこと」「薬を飲むこと」「カウンセリングを受けること」の3つが挙げられます。

リスタートのプログラムで実施している認知行動療法なども、うつの治療のために役立てられています。

うつを呼びやすい考え方や性格

うつを呼びやすいと呼ばれているのが、「メランコリー親和型気質」です。

・まじめ
・責任感が強い
・完ぺき主義
・人に気を遣う
・道徳観が強い
・柔軟性に欠ける
・挫折に弱い
・物事を一人で抱え込んでしまう
・週に助けを求めることができない

これらの要素を持っていると、うつになりやすいため、注意が必要かもしれません。

また、それ以外にも、

「感受性が豊か」「自責傾向が強い」「受け身的」等の要素も、うつになりやすいと考えられます。

ただし、これらの特徴は決して”良くない性格”というわけではありません。

こういった特徴があるからこそ良く感じられることや、魅力となっているところも多々あるのではないかと思います。

大切なのは、自分がどういう性格をもっているか知り、その性格が、良い形で発揮できるようにすることです。

うつとうまく付き合う

憂うつな気分が長く心にとどまらないためには、日常的なメンタルケアが必要です。

そのための方法として、

・生活習慣を整えること
・孤独を避けること
・SNSから距離をとること
・気持ちをコントロールせず、行動をコントロールすること
・肯定的な考え方があることを知ること(否定的な考えを無理に変えなくてOK)

などが挙げられます。

 

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