新聞読解「『コト消費』円安で沸く」/ PC講座「メールのマナーを覚えよう! ②」
新聞読解「『コト消費』円安で沸く」
以下、記事の要約です。
外国からの3月の訪日客数と1~3月の旅行消費額がともに過去最高を更新した。
円安の追い風を受け、体験型サービスへの「コト消費」が沸いた。
持続可能な観光地づくりに向けて各地でオーバーツーリズム対策の動きも出てきた。
このテーマについての利用者さんの意見
- 円安による旅行費の高騰は国内旅行にも影響が出る
- 国内の飲食娯楽消費のシェアについての予測や目標を見るに、円安が続く見込みなのか?
- 実感として外国人旅行客が多いと感じている
- 観光公害への対策について、意識を持って取り組んでいく必要がある
多くの方に日本に興味を持ってもらえて嬉しい一方、考えなければいけないことも多いですね・・・!
PC講座「メールのマナーを覚えよう! ②」
PC講座では各自の進度に合わせて学習をすることができます。
パソコン初心者の方は画面の見方、マウスの使い方、タイピングといった基本操作を学習。
慣れてきた方や経験者の方は、様々なソフトを使って実践問題。
自分のペースで慣れていきながら、確実にスキルを身に着けていくことができます。
今週は、ビジネスメールの宛先、「TO、CC、BCCの違いと特徴」についての解説、メールのマナーについての問題に挑戦していただきました!
メールのTO 、CC 、BCC の特徴と違い
TO(宛先)とは
「TO(宛先)」には、メールを送る相手のメールアドレスを入力します。
「TO(宛先)」に指定してメールを送ることは、「あなたに送っていますよ」という意思表示です。
また、「TO(宛先)」には、複数名を登録することも可能です。
「TO(宛先)」に、複数のメールアドレスを入力すれば、同じ内容のメールを一度に送ることができます。
また、「TO(宛先)」に指定されている全ての受信者が、宛先欄に表示されるメールアドレスを見て、誰がメールを受け取っているのかを確認できます。
※「TO(宛先)」にアドレスが表示されている場合、全員が各個人のメールアドレスを確認することができます。
※ 逆に言うと、各個人のメールアドレスが全員に公開される、とも言えます。
CCとは
「CC」とはカーボン・コピー(Carbon Copy Copy)の略で、「複写」という意味があります。
「TO(宛先)」がメインの送信先、「CC」が複写を送りたい相手、と考えると分かりやすいです。
「CC」に入力したメールアドレスにも、同じ内容のメールが送信されます。
そのため、「確認のために見てくださいね」「念のために送ります」という場合に「CC」を使います。
例えば、
「TO(宛先)」に指定した人と一緒に、そのメールの内容を、
●他の人にも知らせたい(上司、部下など)
●同時に報告したい(社内の連絡メールなど)
という場合に「CC」を使います。
「CC」でメールを送ることは、「『TO(宛先)』のAさんに送ったメールを『CC』のBさんも共有しておいてくださいね」という意味になります。
この場合、CCでメールを受信した人に返信の義務はありませんが、確認の義務はあると言えます。
「TO」での受信者が依頼を受けたことになるので、「CC」の受信者が気を利かせて対応するのは望ましいことではありません。
「CC」の人が対応してしまうと、「TO」で受けた人は、どのような時に自分が対応すべきが分からず、混乱を招くことになりかねません。
BCCとは
「BCC」は、ブラインド・カーボン・コピー(Blind Carbon Copy Copy)の略です。
「BCC」に入力されたメールアドレスは、「TO(宛先)」や「CC」、他の「BCC」に指定された受信者からは見えません。
TO、CC、BCCの受信者に、他の受信者がいることを隠したい場合や、受信者のメールアドレスが分からないようにして送りたい場合は、「BCC」を使用します。
●取引先へのメールを念のため自分の上司にも見せておきたいとき
●面識がない複数の相手にメールを送るとき(※「一斉送信のためBCCで失礼します)など一言を入れると親切
●個人のスマートフォン、携帯電話など他の端末にも送っておきたいとき
今週は、メールの宛先「TO、CC、BCCの違いと特徴」について解説しました。
BCCで送るべきメールをCCやTOで送信してしまったら…。
メールアドレスが不特定多数の人に知れ渡ってしまうなどの事故につながり、送信した側の信用問題にもなりかねません。
「送信」ボタンを押す前に、「宛先はこれで大丈夫かな?」と確認することも必要ですね!