コミュニケーション「気になるニュース」/認知行動療法講座「スキーマの例」
コミュニケーション「気になるニュース」
火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行っています。
働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。
雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。
今回のテーマは「気になっているニュース」です。
最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。
色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!
- 宮田選手のオリンピック辞退
- 東北ずん子に会いにいきたい
- 練馬区の暴走族
- 石丸伸二氏の今後について
いずれも今後も気になる内容でしたね!
引き続きスムーズな雑談をするために、質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!
認知行動療法講座
前回は、自分の持つ”前提となる”考え、「スキーマ」について紹介しました。
今回は、スキーマの例を挙げていき、自分に当てはまるスキーマがないか探してみます。
スキーマの例
自分の持つスキーマを探す方法の1つとして、JIBT-R質問用紙というものがあります。
これを使うことで、代表的なスキーマの例から自分に当てはまることを探すことができます。
実際に、JIBT-R質問用紙に含まれるスキーマを紹介します。
1.いつも目覚ましい行いをしなくてはならない。
2.私はすべての点で有能でなければならない。
3.私は常に業績を上げなければならない。
4.いつも申し分ない行為をしなくてはならない。
5.私はいつも頭が良く働かなければならない。
6.物事は完全無欠に成し遂げねばならない。
7.私は欠点のない人間でなければならない。
8.自分の評判が落ちることなどあってはならない。
9.知らないことがあるなんて我慢できない。
10.たくさんの仕事を引き受けても立派にこなさなければならない。
11.いつも自分を引っ張っていってくれる人が必要だ。
12.相談できる人が常にいないと困る。
13.頼れる友人がいなければやっていけない。
14.自分より有能な人に頼らなければうまくいかない。
15.常に指示してくれる人がいなければならない。
16.大きな組織の中にいると安心していられる。
17.偉大な人に頼ってその恩恵を被らなければ損だ。
18.自分で考えるよりまず人に相談すべきだ。
19.戦争が起こったら私の人生はおしまいだ。
この中に、「当たり前のことじゃないか」と感じたものはあったでしょうか?
もしもあったなら、それはあなたが特に強く持っているスキーマかもしれません。
これらのスキーマはいずれも、自分に対してネガティブな影響を及ぼしてしまうことのある”思い込み”なので、注意が必要です。