自己分析「課題に対する力の発表」

自己分析講座

前回は、「課題に対する力」について、これまで通り長所・短所を探しました。

今回は、前回見つけた課題に対する力についての長所・短所を発表してもらいます。

課題に対する力の発表

以下に、課題に対する力の長所・短所の例を挙げます。

長所の例
私は、当事者の視点で業務を行うように意識しています。
例えば、資料を作成する際には、どのような要素が含まれていると提案しやすいかを担当者に確認し、自分が担当になったつもりで細部を調整していました。
そのおかげで、以前よりも仕事がしやすくなったとお声をいただいたこともあります。

短所の例
私は、相手が望んでいることを想像することが苦手で、指示の内容を理解できないことがあります。
理解しきれていないと感じた際には、そのままにせずに確認するように心がけています。
指示をされる際は、可能な限り曖昧な表現を使わず、具体的に教えていただけますと助かります。

これまでと同様ですが、注意が必要なポイントは

・裏付けとなる具体的なエピソードを提示する。
・苦手なことは、苦手で終わらせないために工夫していることや、改善のためにしていることを付け加える。
・障害に起因する点は、必要な配慮を伝える。

といったところです。

長所や短所に具体性がないと、自分の中では明確であったとしても、相手に上手く伝わりません。

曖昧な要素は、「一番悪かった場合」として想定されてしまうこともあるので、注意しましょう。

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