ワークショップ「レストランの企画」/自己分析「禁止令」
ワークショップ「レストランの企画」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「新規出店するイタリアンレストランの企画」です。
あなたは、新しく出店することになったイタリアンレストランについて、どんな店にするか企画を任されました。
ターゲットや予算など考えながら、自由に店舗の企画を考えてみてください!
このテーマについての利用者さんの発表
- その地の家庭料理や郷土料理が味わえるレストラン
- ピザ生地やパスタの種類を選ぶことができるレストラン
- 20代~40代の女性をターゲットに、回転率が高く一人でも入りやすいレストラン
意見を発表し合うと、自分一人の目線だと思いつかなかったアイデア
自己分析講座
前回は、自分自身の嫌いなところや変えたいと思っているポイントについて、そうなったきっかけを分析しました。
今回は、小さい頃に作られた、自分の行動を自分で制限してしまう考えである”禁止令”について紹介していきます。
禁止令
これまでの分析で見つかった「自分はダメだな」と思っている部分は、幼いころに書かれた”脚本”によって組み立てられている場合があります。
脚本というのは、「自分はこういう人間である」という、自分自身の認識です。
例えば、自分のことを「内気な人間である」と認識している人は、言いたいことを言えなかったり、やりたいことをやれなかったりといったことを良く経験しているかもしれません。
しかし実のところ、言いたいことを言ったり、やりたいことをやったりとした行動を、物理的に取れないわけではありません。
にも拘らず、「自分は内気なのだ」という認識を持っていることで、それらの行動を取りやすくなっている側面があるのです。
そして、言えない、やれないといったことがある度に、「やっぱり自分は内気な人間なんだ」という認識をより強めていってしまうのです。
このように、自分で自分の行動を縛り付けてしまっている”命令”を、禁止令と呼びます。
自分の禁止令に気が付くことで、自分の行動を制限せずに、新しい選択肢を取ることができるようになっていきます。