コミュニケーション「気になるニュース」/認知行動療法講座「自分のコラムを作ってみる」
コミュニケーション「気になるニュース」
火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行っています。
働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。
雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。
今回のテーマは「気になっているニュース」です。
最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。
色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!
- 赤外線で発電する太陽光パネルについて
- 流行語大賞「ふてほど」
- トヨタ「和製スーパーカー」の究極レプリカ!
- 推しの子 映画
いずれも今後も気になる内容でしたね!
引き続きスムーズな雑談をするために、質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!
認知行動療法講座
前回は、第6のコラム”適応的思考”を探す練習をしました。
今回は、自分自身のコラムを作成してみます。
自分のコラムを作ってみる
認知行動療法講座でこれまで説明してきた内容を元に、自分自身のコラムを作成してみましょう。
以下でコラム法について振り返ります。
第一のコラム:状況
コラム法を使う対象となる場面を、できるだけ具体的に書き出します。
気持ちが大きく揺らいだり、適切な行動を取ることができなかった場面などを探してみてください。
第二のコラム:気分
その場で浮かんでいた、自分自身の気持ちを書き出します。
ただし、次のコラムに書く「自動思考」と区別するため、”憂うつ””イライラ”など、一単語で表現できるものに限ります。
気分が浮かんだら、0%~100%でその気持ちの強さも書いておきましょう。
第三のコラム:自動思考
第一のコラムの状況で、第二のコラムの気分が浮かんだのが何故かを考えてみることで、その時に自分が思い浮かべていた考えや、受け取り方を探します。
自動思考が見つかったら、そこに含まれる認知の歪みも探します。
第四のコラム:根拠
自動思考を裏付ける事実を探します。
思い込みでなく、事実に基づいているところを探し、書き出しておきます。
第五のコラム:反証
自動思考の中で事実による裏付けがないものについて、矛盾する事実を探したり、別の可能性を探したりしていきます。
第三のコラムで見つけた認知の歪みがヒントになるでしょう。
第六のコラム:適応的思考
根拠と反証を元に、現実的で柔軟な、新しい考えを探します。
そのまま合わせるだけでなく、自分でなく他の人だったら?信頼する人がアドバイスをくれるとしたら?など、色々な方面から考えてみましょう。
第七のコラム:心の変化
適応的思考によって、第二のコラムで挙げた感情に変化があったかを確かめます。
頭の中で作った新しい考えをすぐに信じるのは難しいので、0%になることはまずないかと思います。
しかし、少しでも軽減できているのであれば、この先、実際に行動を起こしていく上で必ず役に立ちます。