リスタートの近況報告と2024年のお礼
今年も一年ありがとうございました!
2024年も残すところあと1日で、終わりを迎えようとしています。
この一年を振り返ると、災害や異常気象に悩まされた一年だったように感じます。
1月1日元旦に起きた能登半島地震を始め、その被災地が記録的大雨により更なる被害が出て、今なお避難生活を余儀なくされている方がいます。
また、8月に宮崎県沖で発生したマグニチュード7.1の地震は、「臨時情報(巨大地震注意)」が初めて発令されるきっかけにもなりました。
そして、(去年も同じことを言った気がしますが)今年の夏もとにかく暑かった!!!
6~8月の平均気温が昨年夏と並び、1898年の統計開始以降で最も高く、猛暑日の地点数も過去最多を更新したそうです。
そう言えば、11月も半袖で出歩いていたりしましたよね…。
スポーツ界では、パリオリンピック・パラリンピックのメダルラッシュが記憶に新しいですね。
さらに、今年もMLB・大谷翔平選手が前人未到の50―50を達成するなど大活躍でした。
政治の世界でも、岸田政権解散からの衆議院選挙で与党が過半数割れするなど、いろいろあった一年でした。
リスタートの近況
リスタートでは、2024年も通所を主体とした活動を行っています。
今年は例年以上にお問合せが多く、見学や面談を希望される電話やメールなどが増えた印象です。
また、現在休職中でリワークとして利用される方も多かったです。
就職関連では、障害者の法定雇用率が高くなる影響から障害者雇用の求人もかなり多く、その影響もありリスタートでは晴れて就職・復職された方が9名いらっしゃいました!
今年の夏は特に暑かったので、就職活動は本当に大変だったと思いますが、皆さんの努力が実を結ぶ形になり、職員一同、本当に嬉しく思っています。
改めて、就職・復唱が決まった皆様、おめでとうございます!
就職おめでとうございます!
就職事例 事務業務
大学院在学中にうつ病を発症されたMさんは、社交不安症もお持ちで他人とコミュニケーションを取ることをとても苦手とされていました。
リスタートへはまず半日から通所を開始し、徐々に終日活動へ。
ご自身で苦手と感じていたコミュニケーション系講座(新聞読解、コミュニケーションなど)の講座にも積極的に参加し、苦手意識を何とか克服したいという意思をお持ちでした。
資格取得も積極的で、リスタート通所中に、MOS Excel スペシャリスト、エキスパートをものすごいスピード取得され、Excelをよく使うお仕事に就きたいとだんだん希望が見えてきました。
ただ、相談することが苦手で、一人で悩みを抱えてしまうこともあったため、様子がおかしいなあと感じた時は、支援員からお声がけして面談することもありました。
体調や通所も安定してきたころから、実習面談会にも参加。
15分とはいえ、面接と変わりないので緊張もあったと思いますが、実習をいくつか体験することでご自身の課題などもハッキリしてきて、次の実習にも活かされていました。
そして、9月入社の企業より内定通知をいただきました!
12月から契約社員になり、今でも元気に働いていらっしゃいます。
他にも就職事例は多くありますが、今回は1名のみご紹介させていただきました。
2024年の法定雇用率に引き上げの影響により、求人数が一気に増え、就職活動へ進まれる方も多くなりました。
求人数が多くなったといっても、就職活動自体はストレスが大きくなるものです。
その中で、就職・転職を決められた皆さんは、大きな自信を得て、困難に乗り越えられるのではないでしょうか。
現在、通所されている方たちも、働き続けられる体力、社会で必要とされるスキルなどプログラムを通して身につけ、先輩たちのあとに続いていただけると嬉しいです!