ワークショップ「ベーシックインカムがあったらどうなる?」/自己分析「他人に関わる力」
ワークショップ「ベーシックインカムがあったらどうなる?」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「ベーシックインカムとして、毎月10万円が支払われるようになったら?」です。
日本での導入は難しいと言われているベーシックインカム制度ですが、もしも実施されることになったら、どのように生活が変化するでしょうか?
賛成か、反対か、もしも導入されたら自分はどうしたいかなど、考えてみてもらいました。
このテーマについての利用者さんの発表
- 実現するには、今よりずっと豊かな国になる必要がある
- 全員に一律で支払うことで貧困問題の解決になり、全体的な改善になると思う
実現は難しそうですが、もしもを予想するために、様々な知識や考えを見つけることができました!
自己分析講座
前回は、自分史の総まとめとして、過去の分析から自分を表す”軸”を探しました。
今回は、『他人に関わる力』というテーマにおいて、自己分析を進めます。
他人に関わる力
「他人に関わる力」というと、イメージするのは、「コミュニケーション力」ではないでしょうか。
実は、ひと口に「コミュニケーション力」と言っても、その意味するところには、幅広い要素があります。
例えば、「面白い話ができる」というのも一種のコミュニケーション能力ですが、これができなければコミュニケーションが取れないか?と言えば、そんなことはありません。
「相手の話を聞く力」や、「わかりやすく伝える力」などもまた、他者とコミュニケーションを取る上で重要な力です。
そこで、長所として伝えるにせよ、短所として伝えるにせよ、コミュニケーション能力について挙げるのであれば、具体的にどのような力のことを指すのか、明確にしておく必要があります。
他人に関わる際に重要な能力の例として、以下が挙げられます。
・気配り
・約束を守る誠実さ
・協調性
・傾聴力
自分にとって得意だと思うことや、反対に苦手だと思うことについて知り、わかりやすく説明ができるようにしておきましょう。