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就活SST「言いたいことの核をはっきりさせる」

新聞読解「職業訓練 3割就職できず」

以下、記事の要約です。

厚生労働省による職業訓練で修了者らの3割近くが就職できていない。

政府はリスキリング(学び直し)に年1200億円規模の予算を計上してきたが、訓練内容が企業のニーズとずれている。

利用者さんの意見

  •  デザインやIT、事務系の仕事は人気が高いので就職できない方も出てきそう
  •  業界関係者や民間企業の意見を取り入れて職業訓練を運営して欲しい
  •  人気がない職種や人手不足の業界は給与や待遇改善をすべきでは
  •  就職者が7割もいるのは十分、多いという印象を受けた

職業訓練に通い、時間をかけてスキルを磨いても、実際に企業が求めている能力と合致していない現状は改善したいですね!

また、就職後の定着率という観点も重要だと思いました。

就活SST

前回は、サンプルを使って、適切に謝る練習を行いました。

今回は、他者に伝えたいことがあるときの伝え方のポイントについて考えます。

人に伝えるときのポイント

人に何かを伝えるというのは、意外と難しいものです。

言い方によっては相手に上手く伝わらなかったり、誤解されてしまったりする場合もあります。

そのようなことを防ぐために大事なことについて、今日は1つ紹介します。

言いたいことの核をはっきりさせる

自分の言いたいことが上手く伝わらない、というときに、まず意識してみて欲しいのが、言いたいことの"核"が明確になっているかどうかです。

例を出してみましょう。

Aさんのいる会社では、ノー残業デーが設けられており、その日は残業せずに帰るというルールになっています。

しかし、Aさんの部下の一人が、ノー残業デーであっても関係なく、連日残業をしてしまっています。

そこで、Aさんは以下のように声をかけました。

「毎日かなり仕事を抱えているみたいで大変そうね。残業も多いようだし、ワークライフバランスも考えなければいけないと思って。もしよかったら相談してね」

さて、こう言われたAさんの部下は、この言葉をどのように受け取るでしょうか。

恐らく、「心配してくれている」といったニュアンスは伝わるものの、Aさんが本来伝えたかったはずの「ノー残業デーには残業せずに帰って欲しい」といった意味合いは、あまり強くは伝わらないのではないでしょうか。

そのため、「ご心配ありがとうございます。しかし、私は仕事が好きですし、帰った後やりたいこともないので、大丈夫です!」なんて返事が返ってくるかもしれません。

これは典型的な、「伝えたい核の部分を明確にしていなかったために、正しく言いたいことが伝わらなかった例」だと言えるでしょう。

この場合、Aさんからすると「残業デーは帰るようにと伝えたのに受け入れてもらえなかった」ように見えるのに対し、部下はそもそもそのように言われたと気づいていない、というのも厄介な点です。

後々、Aさんが上司にそのように報告して、「言った」「言わない」とトラブルになってしまう、なんてこともあるかもしれません。

そのようなことを避けるためにも、相手に伝えたいことがあるときは、たとえ言いづらくとも、核の部分ははっきりと明確にするように気を付けてみてください。

先ほどの発言を、核を明確にして言い換えると、以下のようになります。

「毎日かなり仕事を抱えているみたいだね。いつもありがとう。残業も多いみたいだけれど、ノー残業デーは残業せずに定時退社してもらえないかな。もし終わらないような状況であれば、仕事の量を調整しよう」

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