6月30日 今日の活動
今日の活動
SST
今日のSSTでは、スタッフが実際に体験した電車内での他の乗客への対応が議題となりました。
電車内で、満員というほど混んでいない際に、あなたの隣に立っている乗客が、カバンが邪魔なのかぐいぐいと押してきます。
仕方なくカバンを反対の手で持ちますが、なおのことその乗客はあなたのことを押してきます。
こんなとき、あなたならどう対応するでしょうか?
SSTではまず、そのような事態に対してどう思うかと、どう対処するかを話しあいます。
それから、気持ちの切り替え方や、自分が気を付けるべきことについて考えていきます。
他にスペースがあるにもかかわらず、すぐ隣に立って押してくる人・・・やっぱり、いやな気分になりますよね。
そんなときの対処法として、今日の話し合いでは、
「自分が別の場所に移動する」
「対抗して押し返す」
「その場で頑として動かない」
などの意見が出ました。
押されていやな気持ちになったら、つい押し返したりもしたくなりますが、それだとトラブルになるかもしれません。
しかし、相手の思惑通りに自分が移動するのも、なんだかモヤモヤしますよね。
そんなときに、気持ちを切り替えるためにはどうすればいいでしょうか
今日の話し合いでは、
気持ちに折り合いをつけて、相手の都合に巻き込まれないようにする
笑い話にして、友達などに報告する
気にしないようにしてすぐに忘れる
鉄道会社に伝えて、混んでいる中人を押さないようにアナウンスしてもらう
などの意見が出ました。
すぐに忘れられればそれが一番ですが、心を落ち着けるのが難しいときには、ほかの人などにその気持ちを伝えるのも有効なのではないでしょうか。
いやなことを自分の中で抱え込まずに、ほかの人と共有してみてください。
ただし、その相手にいやな思いをさせないように気を付けて・・!
時事読解
時事読解では、新しい東京都知事の候補者について議論しました。
都知事候補の中に本命といえるような人がおらず、調整が長引く、などと新聞で書かれていますが、
リスタートでの話し合いにおいても、候補者をポジティブに捉える意見よりも、不安の声が強くありました。
本命視されている桜井俊さんが出馬するつもりはないと宣言していることについて、
一番の本命が、自ら出馬して、都知事への意欲がつよい人物ではなく、出馬しないと言っている人物である
という状況そのものが、不安であるとの意見が出ました。
しかし一方で、自ら出馬を宣言している人たちは野心が強く、
都知事を任せるには心配であるとの意見もありました。
また、自民党幹部が「投票日前に知名度のある候補者をサプライズで発表すれば参院選にもプラスになる」と発言したことに対して、
政治の場にサプライズを持ち込んだり、知名度を重視していることなどから、
東京都のことを考えているのではなく、自分たちが勝利することしか考えていないのではないか、
という意見もありました。
東京五輪を前にしての都知事交代ということもあり、
都民や国のことをしっかりと考えられるような、頼りがいのある候補者に出てきてほしいものですね。