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第28回 教えて!リス太くん

まずはてんかんの治療法を見てみよう!
てんかんの治療法
薬物療法
脳の神経細胞の異常な放電を抑制する抗てんかん薬を使用します。
抗てんかん薬にはさまざまな種類があり、発作型や年齢・性別などにより選択されます。
まず1種類から服用を始め、効果がみられない場合は2種類以上の薬を併用します。
患者さんの体質などによって効き目に個人差があるため、薬の血中濃度を調べて脳内における濃度を推測し、患者さんに適した服用量を決定します。
【抗てんかん薬の主な副作用】
- 発疹・眠気・ふらつき・肝機能障害・血液中の白血球減少・歯肉の異常な腫れ
- 多毛・脱毛 など
手術

薬物療法の効果がみられない患者さんで、てんかんの発作を起こす脳の部位が特定されており、切除しても障害が残らない場合に限り、手術による治療が行われます。
術式は、異常放電が脳全体に広がっていく経路を絶つ「遮断手術」と、発作を起こす脳の部位を切り取る「切除手術」があります。
手術をしてもすぐに発作が治まるわけではないため、しばらくは抗てんかん薬を服用する必要があります。
発作が起こらないように日々できること
てんかんの発作は、日常生活での刺激によって誘発されることがあります。
また、発作が起こった場合を考えて以下のことに気をつけましょう。
◆毎日十分な睡眠を

睡眠不足になると、発作が起こりやすくなります。
規則正しい生活を心掛け、睡眠不足にならないように注意しましょう。
◆疲労やストレスをためない
疲れたら無理せず休みましょう。
精神的ストレスも発作の引き金になります。
心身ともにリラックスを心掛けましょう。
◆パソコン、ゲームはほどほどに

パソコンやゲームなどで長時間画面を見続けると、発作が誘発されることがあるので控えましょう。
◆テレビを見るときの環境にも注意
テレビを見るときは、部屋を明るくして画面から適度な距離を保ちましょう。
アニメーションなどの点滅光や赤色の光は発作を誘発する恐れがあります。
◆飲酒を控える

飲酒は発作を誘発する恐れがあります。
また、酩酊状態での発作は嘔吐の恐れもあり、非常に危険です。
◆激しい運動を控える

激しい運動は、過呼吸になり発作を引き起こす恐れがあります。
リラックスして楽しめる程度の運動を心掛けましょう。
また、発作が起こったときのために単独行動は避けましょう。
◆入浴は周囲の人に声を掛けてから

入浴は発作を誘発する恐れがありますので、必ず周囲の人に声を掛けましょう。
また、入浴中の発作は、溺れたり火傷したりする恐れがあります。
浴槽のお湯は少なめにし、温度調節に注意しましょう。
◆ケガを防ぐ工夫を

発作で転倒したことがある人は、保護帽やヘルメットなどをかぶって発作によるケガを防ぎましょう。
てんかんの発作を目撃した

まずは自分が深呼吸をして落ち着きましょう。ほとんどはすぐに治まります。
しかし、発作が長く続き、意識が戻らない場合には、速やかに救急車を呼びましょう。
てんかんの治療には、家族や周囲の人の協力と理解が必要です。
特に、ほかの心身の病気にもかかっている場合は、医師や臨床心理士、ソーシャルワーカーなどといった専門家にサポートしてもらいましょう。
◆危険なものを遠ざける
発作中にケガをしないよう、火や機械など危険なものを遠ざけましょう。
◆楽な体勢をとらせる

衣服の襟元やベルトを緩め、楽な体勢にしてあげましょう。
メガネははずし、コンタクトレンズにも注意しましょう。
◆窒息するのを防ぐ
激しく突っ張ったり、痙攣したりしている場合は、下あごに手を当てて上に押し上げ、呼吸をしやすくし、舌を噛むことを防ぎましょう。
口の中に指や固いものを差し込むことは、かえって口の中を傷つけたり、窒息したりする危険があります。
また、発作が治まってもしばらくは飲食物を取らせないようにしましょう。
◆静かに見守る
大声で呼び掛けたり、ゆすったり、無理に押さえつけたりしないようにしましょう。
無理に押さえつけたりしないようにしましょう。
◆発作が治まったら

発作が治まったら、顔を横に向けて呼吸が落ち着き、意識が回復するまで静かに寝かせましょう。
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