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第41回 教えて!リス太くん

今日は自律神経失調症について学んでいくよ~
自律神経失調症とは
はっきりした身体の病気がないのに、精神的な影響で、自律神経症状がからだに出る状態です。
ストレスが続いたりすると自律神経症状が出てきます。
不規則な生活や習慣などにより、身体を働かせる自律神経のバランスが乱れるためにおこる様々な身体の不調のことです。
内臓や器官の病変によるものではないので病院で検査をしても「異常なし」と言われるなど、自覚症状があるのに検査をしても異常がみつからないときに自律神経失調症と診断されることが多くあります。
『自律神経失調症』の症状としては全身倦怠、めまい、頭痛、動悸(どうき)、血圧の上下、下痢(げり)、不安感、緊張、イライラ、発汗、ふるえ、肩こり、吐き気、食欲不振、不眠といったさまざまな症状だったり、体の一部が痛くなったり具合が悪くなったり、精神的に落ち込んだり・・

人によって様々で、いくつか重なって症状があらわれたり、症状が出たり消えたりする場合もあります。
しかし・・・
これらの症状から安易に自律神経失調症と自己診断するのは危険です。
うつ病やパニック障害などの可能性もあるからです。
なにかしらの身体の病気があって、その原因や経過に心理的なものが、深くかかわっている場合を心身症といいます。
ストレスによる胃潰瘍(かいよう)や高血圧、気管支ぜんそく、過敏性腸症候群といったものです。
心因的な要素が大きい自律神経失調症や心身症は病態を表し病名ではありません。
自律神経系の様々な種類の自覚症状なので症状のあらわれ方が非常に不安定なためです。
また、遺伝体質、性格、ストレスの感受性により症状の出方も様々であると言われ、治療は心身両面から柔軟に行うことが必要です。
自律神経とは
自律神経 とは、人間が生きていくために、無意識のうちに心身の機能を調節してくれる神経です。
自律神経は『交感神経』と『副交感神経』の二つに分けられます。
『交感神経』は、
活動的な昼間に活発に行動し、内臓や血管のはたらきをコントロールする神経で、血圧、心拍数を上げたり、心臓を動かしたり汗をかいたり、自分ではコントロールできない自動的に働く神経のことです。

また、その反対のはたらきをするものが
『副交感神経』で、
副交感神経は安静時の夜間に活発になります。
休む神経といわれる『副交感神経』の二つに分類され、必要に応じて自動的に切りかわって働くようになっています。
眠れない、めまいがする・・・など様々な症状が自律神経の働きに関係しています。
自律神経失調症の症状

- 頭 ・・・ 頭痛、頭重感
- 耳 ・・・ 耳鳴り、耳の閉塞感
- 口 ・・・ 口の乾き、口中の痛み、味覚異常
- 目 ・・・ 疲れ目、なみだ目、目が開かない、目の乾き
- のど ・・・ のどの異物感、のどの圧迫感、のどのイガイガ感、のどがつまる
- 心臓・血管系 ・・・ 動悸、胸部圧迫感、めまい、立ちくらみ、のぼせ、冷え、血圧の変動
- 呼吸器 ・・・ 息苦しい、息がつまる、息ができない、酸欠感、息切れ
- 消化器 ・・・ 食道のつかえ、異物感、吐き気、腹部膨満感、下腹部の張り、腹鳴、胃の不快感、便秘、下痢、ガスがたまる
- 手 ・・・ 手のしびれ、手の痛み、手の冷え
- 足 ・・・ 足のしびれ、足のひえ、足の痛み、足がふらつく
- 皮膚 ・・・ 多汗、汗が出ない、冷や汗、皮膚の乾燥、皮膚のかゆみす
- 泌尿器 ・・・ 頻尿、尿が出にくい、残尿管
- 生殖器 ・・・ インポテンツ、早漏、射精不能、生理不順、外陰部のかゆみ
- 筋肉・関節 ・・・ 肩こり、筋肉の痛み、関節のいたみ、関節のだるさ、力が入らない
- 全身症状 ・・・ 倦怠感、疲れやすい、めまい、微熱、フラフラする、ほてり、食欲がない、眠れない、すぐ目が覚める、起きるのがつらい
- 精神症状 ・・・ 不安になる、恐怖心におそわれる、イライラする、落ち込む、怒りっぽくなる、集中力がない、やる気がでない、ささいなことが気になる、記憶力や注意力が低下する、すぐ悲しくなる
自律神経失調症と関係の深い病気
症状が特定の部位に強くあらわれた場合は別の病名がつけられることもあります。
病気は自律神経失調症の一種もしくは仲間ともいえます。

- 循環器系 ・・・ 心臓神経症、不整脈、起立失調症候群、起立性調節障害
- 呼吸器系 ・・・ 過呼吸症候群、気管支ぜんそく、
- 消化器系 ・・・ 過敏性大腸症候群、胆道ジスキネジー、神経症嘔吐症、反復性臍疝痛、神経性下痢
- 神経系 ・・・ 偏頭痛、緊張性頭痛
- 耳鼻科 ・・・ めまい、メニエール病、乗り物酔い、咽喉頭異常感症
- 口腔外科 ・・・ 口内異常感症、舌痛症、顎関節症
- 皮膚科 ・・・ 円形脱毛症、発汗異常、慢性じんましん
- 泌尿器系 ・・・ 膀胱神経症、夜尿症、心因性排尿障害
- 婦人科 ・・・ 更年期障害
自律神経失調症の原因
症状が一人一人違うように、その原因もまた一人一人違います。
自律神経のバランスが乱れるのには、いろいろな原因が複雑にからみあっていると言われています。

生活のリズムの乱れ
夜更かし、夜型人間、夜間勤務や、子供の頃からの不規則な生活習慣など、人体のリズムを無視した社会環境やライフスタイル
過度なストレス
仕事などの社会的ストレス、人間関係、精神的ストレス、環境の変化など、過剰なストレス
ストレスに弱い体質
子供の頃からすぐ吐く、下痢しやすい、自家中毒、環境がかわると眠れないなど、生まれつき自律神経が過敏な人もいる。
また思春期や更年期、身体が弱っているときは自律神経のバランスが乱れやすい。
ストレスに弱い性格
ノーと言えない、感情処理が下手、気持ちの切り替えができない、人の評価を気にしすぎる、
人と信頼関係を結ぶのが苦手、依存心が強いなど、ストレスへの抵抗力が弱い傾向のある人もいる。
環境の変化
現代の生活は適応能力が衰えやすく、社会環境の変化、人間関係や仕事などの環境の変化などへの不適応や過剰適応が増えていると思われる。
女性ホルモンの影響
女性は一生を通じてホルモンのリズムが変化しつづけ、この変化が自律神経の働きに影響を与える。
自律神経失調症の4つのタイプ

◇本態性型自律神経失調症
要因:生まれつき自律神経の働きが乱れやすい
特長など:低血圧、虚弱体質、体力に自信がない人に多い
◇神経症型自律神経失調症
要因:心理的なことから
特徴など:自分の身体の不調に敏感な人がなりやすい
身体的な不調が多くみられる場合に神経症ではなく自律神経失調症と診断される
◇心身症型自律神経失調症
要因:感情や疲労などの日常生活のストレスを無理に抑えること
特徴など:約半数がこのタイプ。あらわれる症状やその重さが様々
自律神経失調症になりやすいタイプ
生まれつき敏感で緊張しやすい人がなりやすい病気です。
神経質で小さいことでも気になったり、悩んでしまうタイプです。
そこにさまざまなストレスが加わり、自律神経のバランスがくずれてしまいます。
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