11月22日 こんな時にはどう断る?

 

就労移行支援事業所リスタートの火曜日プログラムは「ワークショップ」と「読解」です。

ワークショップ

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ワークショップ 過去の記事一覧

 

朝までそれ正解

ワークショップを始める前に、ウォーミングアップとして「朝までそれ正解」を1ゲームやりました。

「あ」から始まる「動物」などのように指定された初めの文字とお題に沿って答えを考えて発表し、どれが一番相応しいかを話し合って決めるというゲームです。

今日のテーマは「き」で始まる「テンションの上がる出来事」です

利用者さんから出てきた答えは・・・

・キュウリを食べる
・昨日見たテレビ
・スポーツ観戦などで君が代を聞く
・今日は晴れだ!
・金曜日
・キス

その後話し合いをしたのですが意見が割れて、多数決を取ったところ「キュウリを食べる」と「今日は晴れだ!」の2つの意見が残りました。

そこで、今回の正解は・・・

今日の晴れなのでキュウリを食べる

に決定しました(!?)

 

こんな場面で断る時は何に気をつける?

前回のワークショップでは、断るときのステップと関係を維持する必要がないときの断り方についてやりました。

今日は、断る時に気を付けることについて、様々な条件ごとに意見を出してもらいました。

 

・断る際の表情は?

・断固とした表情
・無表情
・申し訳なさそうな表情

この3つの意見はどれが正解というわけではなく、使い分ける必要があります。

仕事で頼みごとをされた際や友人からの誘いであれば申し訳なさそうな表情で断るのが一番ですが、

強引な勧誘などを断る場合には申し訳なさそうにするよりも、断固とした顔や無表情で断ったほうがいい場合もあります。

 

・断った後は?

・「あの件はどうなりましたか?」「何か手伝えることはありますか?」などのフォローを入れる
・いつならできるかを伝える
・「また誘ってください」などと伝える
・改めて申し訳ないと伝える

断った際に申し訳ないと伝えることや、また誘ってほしい旨を伝えるのが重要と前回やりましたが、

例えば残業を頼まれたのであれば翌日に改めて申し訳ないと伝えた上でできるタイミングを伝えて状況を聞くなど、フォローを入れるとより円満な人間関係を維持できるでしょう。

 

・上司に対しては?

・丁寧な口調
・丁寧な説明
・正確に、わかりやすく
・理由を伝え納得してもらう

上司の頼みを断る場合には、口調に気を付けるのはもちろんのこと、できない理由などについてある程度詳しく説明したほうがいいかもしれません。

上司は仕事の管理をしており、頼んできた仕事に関しても、あなたにやってもらわなければいけない理由があります。

なので、なぜそれができないのかをしっかりと伝え、納得してもらうようにする必要があります。

 

・後輩に対しては?

・後でフォローを入れる
・横柄な態度や威圧的な態度にならないようにする
・誰に頼めばいいかを教える

相手が後輩だからといって横柄に対応しては、相手もいい気持ちにはならないでしょうし、

その後輩がさらに後輩に同じような態度で接するようになっては会社全体の雰囲気が悪くなってしまいます。

また、相手は「先輩」であるあなたに頼みごとをしてきているので、ただ断るだけでなく

代わりに頼むことができる人を教えることも重要です。

 

・家族に対しては?

・家族相手でも言っていいことと言えないことを考えて話す
・ストレートに断る
・雑にならないよう気を付ける

家族であればストレートに断る、という意見と、家族であっても雑にならないよう気を付ける、という意見に分かれました。

家庭ごとに家族との関わりには違いがありますので一概には言えませんが、

家族であっても断り方次第で嫌な想いをさせてしまうことは知っておく必要があります。

もちろん、家族相手にもこれまでやったような丁寧な断り方を絶対にしなければいけない!というわけではありませんが、

嫌だから、面倒だからと心無い断り方をして関係性を壊さないように気をつけましょう。

 

・友人に対しては?

・カドが立たないよう気を付ける
・軽くなり過ぎないようにする
・「ごめん」「悪いけど」などと添える
・「また声をかけて」等と伝える

一つ一つの言い方は軽めになっていますが、ここで出てきている意見は、前回やった「上手に断るステップ」と同じです。

丁寧な謝罪や詳しい説明などまでする必要はないにしろ、ごめんと一言添えたり、また誘ってもらえるよう伝えるなど

断り方に注意して関係を壊さないようにしましょう。

読解

味の素、南ア食品に出資

今日の読解では、味の素が南アフリカの食品大手である、

プロマシドールに資本参加するというものです。

 

アフリカ30か国に広がる同社の販路を活用して、うま味調味料など主力製品を販売します。

味の素の調味料は東南アジアや北米では広く浸透していますが、アフリカでのシェアはこれから。

そのため、資本参加をテコに成長期待の高いアフリカ市場を本格的に開拓していきます。

 

アフリカの中間層の人口は増えていて、20年には4億4000万人、

30年には5億5000万人になる見通しです。

1人当たりの国内総生産(GDP)は2000年以降に倍増、購買力が高まっているため、

豊かな食文化を求めて日本製の調味料などの需要が拡大するかもしれません。

 

味の素の海外拠点は27か国・地域、販売地域は130か国以上に及びます。

グローバル企業としての位置づけを確固たるものにするには、

アフリカ市場の開拓は避けては通れません。

 

 

この記事を読んで、

・味の素はいつの間にか家にあるようなイメージ。

・北米・東南アジアである程度では一定の存在感を得ていて、あとはアフリカだけ。

日本すごいな。

・日本の調味料がアフリカに受け入れられるのか?

・現地の企業に出資するのは賢いな。文化が大きく異なるから。

・国内需要が減っている?

などの意見が出ました。

 

今後、アフリカを開拓する企業が相次ぐ可能性もありそうですね。

また、日本の技術で現地の環境や問題も改善できるかもしれません。

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