1月13日 レディネス・チェックリスト

教養講座

 

今日の教養講座では、就職レディネス・チェックリストをやりました。

レディネス・チェックリストは、障害を持った人が社会復帰する際に、職業生活が送るための心理的、行動的な条件がどれくらい整っているのかをチェックするためのものです。

どれくらい自立できているかということや自己管理、コミュニケーションスキルなどを評価していくことで、就職するために足りていない部分を把握して、適切な支援が行えるようにするのが目的です。

上記以外にも、移動能力や身体機能など、様々な分野に渡り必要最小限の範囲で網羅されているので、広い面で就職に必要な内容を知ることができます。

 

読解

 

文具でも新興国モデル アジア市場開拓へ

文具の大手が日本より3割以上安い新興国専用モデルでアジア市場を開拓していくそうです。

自動車や家電製品などの耐久消費財で開拓された新興国モデルの販路が生活関連のビジネスにまで及んできた形です。

パイロットは国内では100~120円程度で販売している油性マーカーを、生産工場の見直しなどでコストを抑え、新興国向けは70円程度に設定します。

現地企業の製品は50円程度のものが多いですが、品質の高さによって消費者に訴えます。

現在年間3千万本生産している油性マーカーを、新興国モデルの投入によって18年末までには1億本まで増やすとのことです。

一方ぺんてるは、すでにパナマ、チリなどで販売している水性ボールペンの販路を台湾やインドにも拡大する見込みです。

日本国内では1本200円程度のものを、部品点数を絞って機能を簡素化することで120~140円程度に設定しています。

日本メーカー製の文具は高品質で知られており、15年の輸出額は千億円にも迫っています。

先進国で所得の高い層への販売が強かったものが、新興国の中間層開拓がこれからも進んでいきそうです。

 

この記事を読んで、

・日本の文具が世界で高品質と知られているのは初めて知った

・身近にあるもので意識していなかったが、低価格の物を輸出しても利益が出ているとは驚いた

・東南アジアに積極的に売り込んでいくのは良い

・日本では筆記用具はあまり必要なくなってきた。

・文具屋が海外で増えると良いと思う。

などの意見が出てきました。

 

日本の技術力が、こんなところでも世界に広がっているのですね。

 

 

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