インフルエンザにかかっている時、食べたほうがいいものって?

 

就労移行支援事業所リスタートの教えて!リス太くんシリーズ

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第137回 教えてリス太くん

 

K君:インフルエンザがまだ猛威を振るっているみたいだね

リス太:インフルエンザの時って何も食べたくなくなるよね・・・

K君:うんうん。

リス太:でも、インフルエンザが発症すると体力や免疫力も落ちやすくなるから、無理のない範囲で何かお腹に入れるようにした方がいいんだって!

K君:でも、どんなものを食べたらいいんだろう?

リス太:ヨーグルトやゼリーなどの喉越しの良いものや、お粥や雑炊、煮込みうどんのような温かくて消化の良いものがいいんじゃないかな?

リス太:それから、免疫力を高めるビタミンやミネラルなどが摂取できる野菜スープもオススメだよ!

K君:でも、高熱で食欲がでないときもあるよね?そんなときにも、無理にでも食べなくちゃもダメなのかな?

リス太:胃腸の動きが弱っている場合は、消化不良を起こしてしまうことがあるんだ!だから、無理に食べなくても大丈夫だよ!

K君:そうなんだ!じゃあ、高熱や下痢、それから吐き気なんかの症状があるときは?

リス太:そういうときは脱水症状に気を付ける必要があるよ!だから、スポーツ飲料などのイオン飲料でのこまめに水分補給をするといいよ!

リス太:他にも、ぬるめの麦茶や白湯なんかもいい感じ!水分をしっかり補ってね!

 

インフルエンザにかかった時の食事

 

インフルエンザにかかった際には、以下のようなものを食べるのが有効です。

 

●生命維持や活動する上で欠かせない≪たんぱく質≫

血液・筋肉・各種臓器を作り、免疫細胞の材料となり免疫力を強化します。

ウイルスや細菌の排除、病気への抵抗力を高める働きを持っています。

たんぱく質の摂取には、魚類(アジ、イワシ、サンマ、サバ、鮭、マグロ)、肉、卵、牛乳がおススメです。

 

●ウイルス感染や寒さへの抵抗力をつける≪ビタミンC≫

抗酸化性を持つ水溶性のビタミンで、体内に侵入したウイルスを攻撃します。

免疫力を高める効果、がん予防などの働きを持っています。

ビタミンCは、キャベツ、パセリ、じゃがいも、ブロッコリー、いちご、みかん、キウイフルーツ、ほうれん草などに多く含まれます。

●皮膚や粘膜を保つ≪ビタミンA≫

ウイルスの侵入口である、鼻や喉の粘膜を丈夫に保ちます。

ビタミンA、レバー、ウナギ、アナゴ、牛乳、乳製品、卵から摂取しましょう。

 

●脂肪の酸化を防ぎ、血管を丈夫にして血流をよくする≪ビタミンE≫

白血球やリンパ球の働きを促進します。

冷え性の予防や、血行をよくする働きにも効果を発揮します。

ビタミンEは植物油、大豆、玄米、アーモンド、かぼちゃ、ブロッコリー、アボカドなどから摂取できます。

 

 

●強い抗菌作用と免疫力を高める≪硫化アリル≫

あまり耳にしない硫化アリル。ねぎやにんにくなどに含まれる刺激臭のある香気成分です。

体を温める作用もあり、少量を毎日摂取することで滋養強壮につながります。

硫化アリルを多く含む食品はお分かりの通り、ねぎやにんにくです。ねぎは特に白い部分に含んでいます。また、たまねぎやにらからも摂取出来ます。

 

●強い抗菌作用を持ち、プラス抗ウイルス作用を持つ≪カテキン≫

ポリフェノールの代表的なフラボノイドの成分です。

緑茶、紅茶、ウーロン茶などを飲むことで摂取できます。

K君:食品がインフルエンザ時の食事に良いということは分かるけど、インフルエンザにかかってしまった時には食欲も気力も出ないよね・・・

リス太:そんな時には、「ヨーグルト」がおおすすめだよ

リス太:ヨーグルトは風邪の予防も出来るし、万が一ウイルスが侵入してしまった時には熱で壊されてしまった善玉菌を多く作り出して腸内環境を整えてくれるんだ!

リス太:さらには、気管や粘膜の形成に働きかけて回復へ繋げてくれるんだよ!

K君:そうなんだ!僕もヨーグルトを常備しておこうっと!

K君:逆に、インフルエンザの時にNGな食べ物ってあるの?

リス太:油分の多い肉や、繊維の多い野菜・・・たとえばレンコンやゴボウなどはやめた方がいいよ。

リス太:インフルエンザにかかった場合、体のエネルギーは病気に対して使われているから、胃や腸に負担がかかってしまって消化出来ずに吐いてしまうことがあるんだ。

リス太:消化が早く食べやすいものとして、うどんやお粥を食べるのもおすすめだよ!

リス太:タンパク質が多く含まれているので、栄養素を簡単に取り入れる事が出来るんだ!

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