細目の理解を助けるための8つのテクニック 6月28日
読解
広がる値上げ 消費冷ます
人手不足を背景に、外食業界では値上げが相次いでいます。
外食は厨房などの職場環境が厳しい印象があり、求職者から敬遠される傾向があります。
高い時給を払わなければ働き手が集まらず、いざ入ってきたとしても仕事の厳しさから辞めてしまう人も多いそうです。
日本経済新聞の飲食業調査では、回答したうちの3割強が2017年度に価格を引き上げると回答しました。
この記事を読んで・・・
・3割もの店が値上がりするのは驚いた
・飲食店は厳しいイメージがあり、確かに時給が良くないとアルバイトは集まらないと思う
・値上げしたら客が来なくなり、さらに厳しい状況になりそう。対策が必要。
・ラーメンの価格が100円変わるのは、消費者からすると大問題。
などの意見が出てきました。
外食のバイトは厳しいというイメージが広く広まってしまっているので、そのイメージを払拭する必要がありそうですね。
SST
就労移行支援事業所リスタートでは、講座の前にいつもアイスブレイクを取り入れています。
今日はアイスブレイクとして、「朝までそれ正解」をやりました。
お題は・・・
「は」で始まる子どもが大好きなものは?
「ハンバーグ」「ハイチュウ」「ハチミツ」「ハリー・ポッター」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・
A班「母」
B班「春休みに原っぱで走り回る」
A班の母は納得の正解でした!ハンバーグなども大好きでしょうけど、やはりお母さんは特別好きですよね!
B班は、3つの回答を合体した答えですが、綺麗に合わさりました。子どもの頃を思い出すと、これだけのことがすごく楽しかったですね!
リード文を細目で補強する
前回は、リード文の書き方や役割について考えました。
逆ピラミッドの上段に当たるリード文に対して、下段は5W1Hの内容について詳しく述べていくため、細目と呼ばれます。
リード文で簡潔に書かれた内容を、細目で詳しく述べることで情報を補強していくのですが、その際、発言に真実味や説得性を持たせるためのテクニックがあります。
細目で使える話し方8つのテクニック
① 事実での補強
リード文で触れた点について、細目で具体例を挙げることによって事実による情報の補強ができます。
② 権威・エキスパートなどのコメント
専門の権威やエキスパートなどの言葉を引用することで、リード文に書いた自分の言葉に真実味を持たせることができます。
③ 個人的な経験
リード文のポイントについて、細目では自分が体験した内容と絡めることで、真実味が増します。
④ 統計・アンケートなど
③とは逆に、リード文のポイントに対して細目で統計などのデータを合わせることで、説得性を持たせるテクニックです。
⑤ 比較
細目で、リード文のポイントに対する比較対象を提示することで、説得性が増します。
⑥ 比喩
細目で比喩を使うことで、リード文のポイントを想像しやすくすることができます。
⑦ 逸話
細目で、リード文のポイントに関する具体的なエピソードを盛り込むことで、想像しやすくなります。
⑧ ユーモア
細目での説明にユーモアを盛り込むことができれば、リード文のポイントが印象付けられます。
これらテクニックについて考えた後、ニューススタイルで話す練習として、ニューススタイルの文章を作ってみました。
題材は「浦島太郎」です。
物語形式で書かれている「おとぎ話」をニューススタイルにすると、登場人物や話の筋が分かりやすくなる一方で物語としての面白さは薄れてしまうんですね!