想定外の質問を受けた時には? 8月16日
読解
社会人の技能高める環境整備を
人の力をいかす日本へ
人がより高いレべルの仕事をこなせるようになり、国全体の生産性が高まっていく。そんな回転に入るための基礎になるのは働き手自信の能力の向上です。
一人の生む付加価値を高め、人手不足でも持続的に経済を成長させるために、働く人の能力開発に重点的に取り組むときです。
失業率など雇用指標は改善していますが、自らの技能を伸ばす機会に恵まれていない人は多く、「社内失業」は400万人に上ります。
技能が高まらなければ賃金の増加も望みにくいという背景もあります。
総務省の労働力調査によれば、教育訓練の機会が少ない非正規社員で不本意ながら働いている人は2016年に297万人と非正規全体の16%を占めるそうです。
企業が新卒採用を絞った「就職氷河期」世代と言われる30代後半から40代半ばの層は、他の年齢層と比べて非正規雇用の比率が高くなっています。
日本総合研究所の下田主任研究員は、「消費の中心的な担い手になった氷河期世代の所得が低いままだと経済への影響が大きい」と指摘しています。
この記事を読んで・・・
・社内失業400万人は驚いた。
・お金をもらうために職業訓練校に通っている人が多いと思う。
・訓練期間が伸びて欲しい。
・氷河期世代の人の所得増の対策をして欲しい。
などの意見が出てきました。
日本の経済をこれから支えていく30~40代の世代には所得倍増政策が欲しいですね!
SST
就労移行支援事業所リスタートでは、講座の前にいつもアイスブレイクを取り入れています。
今日はアイスブレイクとして、「朝までそれ正解」をやりました。
お題は・・・
「ま」で始まる今流行っているものは?
「マリンスポーツ」「街角スナップ」「Mac」「マヨネーズ」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・
A班:祭り
B班:マクドナルド
祭り!なるほどと思いました。夏の風物詩で、この時期には全国で開かれいますから、まさに「今流行っているもの」ですね!
B班のマクドナルドは、一時期と比べると流行も落ち着いてきたように感じますが、今でもハンバーガーショップといえばココ、という方も多いのではないでしょうか。
想定外の質問に対処しよう
前回のSSTで、想定質問集を作って質問に備える必要があると話しました。
一方、想定していなかった質問が来た場合には、その質問の本質が自分に向いているのかを確認する、という話もあったと思います。
しかし時には、自分の専門分野に関わることでなおかつ答えを用意していない質問が来ることや、質問で出てきた言葉がわからないこともあります。
そんな時の対処法としては、「わからないと正直に言う」「それが何なのか相手に質問する」「知らないことを隠して返答する」といったパターンが考えられます。
自分の専門外のことであれば、「わからない」と正直に答えて問題ありませんが、自分の仕事の分野に関わることでわからないと答えてしまうと信用を大きく損なってしまうことになります。
また、相手に聞き返す逆質問は、その言葉の意味はわかるかもしれませんが、そこからさらに追加で質問を受けることになるため、危険な場合もあります。
知らないことを隠しての返答は、知らない言葉が入っていても、前後の文脈などから予測して答えられるようであれば、選択肢の1つです。
しかし、質問の意味をしっかりと把握していない状態での回答は失言に繋がることもあるため注意が必要です。
どの方法が正解というわけでもないため、ケースバイケースで対処を考えて乗りきりましょう!