仕事が終わっても帰りづらい時にはどうする? 3月7日

新聞読解「裁量労働制巡る議論 誰でも検証できる根拠を」


本日の新聞読解のトピックは、「エビデンス」についてでした。
以下、記事の要約です。

大学で教えるようになって大事だと痛感している言葉に「エビデンス」があります。証拠あるいは根拠と言えばいいでしょうか。何事かを論じるときには根拠を明らかにしなければならないという鉄則です。その根拠は、誰でも検証可能でなければなりません。もし「AよりBの方が優れている」と主張したいのであれば、AとBを比較することが可能なデータが必要です。比較できないデータでは根拠になりません。何の話をしているか、おわかりですね。政府の「働き方改革関連法案」をめぐり、裁量労働制に関する厚生労働省の調査の不備が指摘されている問題です。結局、裁量労働制に関する法案は今国会では提出されないことになりました。調査の不備への批判が強まり、国民の理解を得られないと判断したのです。そこで問題点を改めて整理してみます。裁量労働制とは、仕事の進め方や時間配分を働き手に委ねる方式です。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 公文書の信用性が無い。
  • 学生で出来る内容なのに確認して欲しい。
  • 単純にデータの取り直しが必要だと思った。
  • 一日の労働時間に無関心な人から調査しても正確な情報を得られないと思った。

国民の理解を得られる政府であって欲しいですね。

SST

「お」で始まる「人にあげて喜ばれるもの」は?

就労移行支援事業所リスタートでは、講座の前にいつもアイスブレイクを取り入れています。
今日はアイスブレイクとして、「朝までそれ正解」をやりました。

「お菓子」「オルゴール」「お宝」「オリンピック出場権」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・

A班「お誕生日プレゼントにオリジン弁当とお茶を持って沖縄旅行」
B班「お菓子とおしるこ」

A班は誕生日のプレゼントということでいくつかの答えを合体しました。沖縄に行くなら、沖縄の料理を食べたいかも・・・?
B班は最終的には平和な答えとなったのですが、「黄金」や「お札」などの意見も多く盛り上がりました。

働く上で注意することを考える

前回に引き続き、働く上で気を付ける必要のあることについて考えました。

①終業時間になっても誰も帰らないので先に帰りにくく残業してしまう
部署の先輩たちが終業時間になっても誰も帰らないため、自分の仕事が終わっても帰りにくく、残業してしまう。
また、定時に帰ろうとすると「もう帰るのか」等と嫌味を言われる。
こんなとき、どんなことを注意する必要があるでしょうか。

利用者さんの意見

  • 自分の仕事が終わったら帰る前に「何か手伝えることはありますか?」と聞くようにする
  • 仕事がないのに残業をすると会社も損をするので言いにくくても帰った方がいいこともある
  • 日中に他の人が何をしているのかを把握して、残業の原因を調べ対処できないか考えてみる
  • 自分の仕事が終わっていれば帰ることに問題があるわけではないので、帰らないといけない口実を作っておく

先輩が仕事をしているからと言って、必ずしも先に帰ってはいけないというわけではありません。
しかし、余裕があるときには自分に手伝えることがないか聞くようにするだけでも、人間関係は円滑になるでしょう。

②「秘」扱いの書類やデータを持ち帰って作業している後輩がいる
後輩が、勤務時間内に処理しきれない仕事を内緒で自宅に持ち帰って処理していることを知った。
持ち帰っている書類やデータには「秘」扱いのものも含まれている。
こんなとき、どんなことを注意する必要があるでしょうか。

利用者さんの意見

  • 「秘」の資料を持ち帰ってはいけない
  • 仕事が時間内に終わらないようなら、上司に相談する
  • 持ち帰って家で仕事をするのは責任問題もあるのでできるだけ避けるようにする
  • どうしても持ち帰らないといけない場合には、上司に相談する

今回の問題点は、「秘」の資料を持ち出していること、業務時間内に仕事が終わっていないこと、そして内密に仕事を持ち帰っていることです。
これらについての対処法を伝えられればOKとなります。

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