認知行動療法講座「自動思考の歪みチェック③」/ 就活対策(SPI)「文の並び替え」
読解「酒類再参入 「巨人」の一歩」
本日の新聞読解のトピックは、「コカ・コーラ社の缶チューハイ」についてでした。
以下、記事の要約です。
日本コカ・コーラは28日、缶チューハイを九州地域限定で販売した。
3月に表明していた米コカ・コーラグループとして35年ぶりの酒類販売の第一歩だ。
炭酸飲料の世界需要が頭打ちとなるなか、成長が続く国内チューハイ市場で再挑戦する。
ただ同市場は国内ビール大手の牙城。清涼飲料の巨人といえども一朝一夕に攻略できるほど甘くないとの声が広がる。
28日午前、福岡市内の食品スーパーに設けられた特設コーナーには日本コカが販売する缶チューハイ「檸檬堂」が並んでいた。
売り場を訪れた福岡県古賀市の女性は「コカ・コーラの缶チューハイと知って驚いた」と話す。
檸檬堂はまず九州全県のスーパーやコンビニエンスストアの店頭販売に限定する。
「日本市場で成長を続けるための実験的な取り組み」と位置づけ、今後の展開は「未定」とする。
この記事に対する利用者さんの感想・意見
- 砂糖税は驚いた。
- なぜか九州が試験的に選ばれるのは不思議。
- 砂糖税には反対したい。
- コカ・コーラがワイン事業をしていたことを初めて知った
などの意見がでました。
コカ・コーラがどのように既存のブランドと勝負していくのか楽しみですね!
認知行動療法講座
就労移行支援事業所リスタートでは、「ものの受け取り方(認知)」を変えることで「感情」やそれによる影響を抑える「認知行動療法」についての講座を毎週やっています。
自動思考の『認知の歪み』チェックにも慣れてきたところで、以前にサンプルの状況に対して利用者さんが出してくれた自動思考についてもチェックしてみました!
認知の歪みチェック
状況:新しい職場に移ってからわからないことを周りの人に聞くこともできずにいる
自動思考:わからないことを聞いたら、周りは迷惑に思うだろう。
この自動思考には、後ろに隠れている部分、「だから、自分はわからないことを聞くべきではない」があると考えられます。
また、普段であれば「来たばかりなのでわからないことを聞くのは自然なことだし、周りも受け入れてくれる」と考えそうなところを、不安感から「聞くことで周りは迷惑に思うだろう」と相手のことを決めつけてしまっているのは、情緒的な理由付けであると考えられます。
状況:子どもはゲームばかりしているし、夫は話を聞いてくれない
自動思考:自分が母親の役割を果たしていないのではないか
まず、子どもの状況や夫と相談できないことを、自分が母親の役割を果たしていないからである、と考えているのは自己関連付けであると言えます。
また、「母親の役割とは、しっかりと役割を果たし子供には勉強をさせ、夫とは円滑に相談できることであり、そうでない自分は母親の役割を果たしていない」というのは白黒思考であると考えられます。
就活対策(SPI対策)
就労移行支援事業所リスタート高田馬場の火曜日の4コマ目は就活講座(SPI対策)です。
今回は、前回少しやった「文の並び替え」の続きをやりました!
先頭に来る文を見つけて、言葉の関連性を手掛かりに繋げていく・・・
パズルのような問題ですね。
接続詞や指示語、複数の文に出てくる同じ意味の言葉などに注目することが攻略の手掛かりとなります。