ワークショップ「中学校で新しい教科を新設するなら」

新聞読解「信頼は人間関係の土台 現代を生き抜く」


本日の新聞読解のトピックは、「人間関係」についてでした。
以下、記事の要約です。

今回も就職活動中学生たちや、今春、働き始めたばかりの若者たちにアドバイスを贈ります。

テーマは人間関係。

人のつながりが希薄になったといわれますが、人との関係は組織や社会で生きていく上でとても大切なポイントです。

フリーになった後、戦争を考えるテレビの特番をつくる取材で思いがけない再会をしました。

旧日本軍の特別攻撃隊の元乗員へのインタビューでした。

特攻隊というのは、戦時中、爆弾を積んだ戦闘機などで米国艦船めがけて体当たりした攻撃のことです。

実は、この元乗員は、私がNHKで警視庁担当だった際の幹部でした。

これには驚きました。

特攻隊の体験など聞いたことがなかったからです。

なぜ、話をしてくれることになったのか。

「戦争中の仲間が高齢になり、亡くなる者も増えている。あの時代の事を誰が言いの残さなくてはならないと思うようになった」。

彼はこう答えてくれました。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 信頼される人になるには大変だと思った。
  • 人を見極めるマニュアルがあると助かる。
  • 人に相談する力は大切だと思った。
  • 現代は会話不足だと痛感した。

社会のモラルの向上は常に課題ですね!

就活SST

『き』で始まる人気者と言えば?

就労移行支援事業所リスタートでは、講座の前にいつもアイスブレイクを取り入れています。
今日はアイスブレイクとして、「朝までそれ正解」をやりました。

「キングコング」「きかんしゃトーマス」「キテレツ」「キングカズ」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・

Aグループ「金太郎」

日本人なら知らぬ人はいない有名人ですね! 人気者という評価も納得です!

職場での問題に対処する

①チームメンバーはライバル?

営業チームリーダーのあなたは、チームメンバーの一人が「メンバーはライバル、情報交換や協力なんて無理」と同僚に話しているのを聞きました。
仕事はチームワークでするように言われているものの、メンバーの評価は売上成績で決まるのが理由であるようです。
このような場合、どのようなことを言えば良いでしょうか。

利用者さんの意見

  • メンバーの評価がそのメンバーの売上成績で決まるのはその通りだが、メンバーの売上は販売店あってのものだ
  • 情報交換や協力は、自分にもライバルにも必要なことだから、お互いにできる範囲で積極的にするという気構えが大切
  • チームは集合体であることによって人数分以上の成果を挙げられる。他のメンバーへの協力は結局自分の成績に反映される

いわゆる利己主義的な考え方ですが、販売店と言う大きな枠組みの中で仕事をしており、ライバル同士で協力し、販売店の売上を伸ばすことが自身の利益に繋がる、というように伝えるのが一番効果的かもしれません。

②苦情への対応

大型物流倉庫会社に、地域住民から「トラックの音がうるさい」「車の出入りが頻繁で子供の通学時の事故が心配」などの苦情が入りました。
これに対して会社としてどのようなことを検討していけばよいでしょうか。

利用者さんの意見

  • ドライバーに、騒音(急発進、クラクションなど)への注意を徹底指導する
  • 車の出入り口に誘導員を配置し、危機回避に努める
  • ドライバーに、通学時間帯の通学路回避の徹底を図る

今回は「騒音」「事故への不安」の苦情を受けたので、それに対する対応策を用意する必要があります。

ワークショップ「中学校で新しい教科を新設するなら」


就労移行支援事業所リスタート高田馬場では、月曜日の4コマ目にワークショップを行っています。

ワークショップでは、お題に対する柔軟な発想と、グループ分けされた際の「自分の意見を言う」ことと「他人の意見を聞く」スキルを磨く事を重点においています。

また、司会者は色々な意見を取りまとめるスキルを磨くことができ、発表者は取りまとめた意見を発表する事でプレゼン能力を鍛える事ができます。

今日は、「中学校で新しい教科を新設するなら」というテーマでした。

追加する科目は自由ですが、”どうしてその科目を追加するのか”という理由がなくてはいけません。

利用者さんの回答

Aグループ
科目名:生活
Aグループは、将来社会的に自立したときにお金で損をしたり、生活に困らないようにすることを目的に、”生活”という科目を考えました。

グループの利用者さんが、今困っている、あるいは社会に出て困ったことで共通していたのが、生活する上で必要な制度や、お金についての知識がないことだった、というのが背景となっています。

そこで、雇用形態についてやお金や税金に関する制度について教える科目としました。

考えられる問題点として、このような制度などは変化を繰り返していくため、社会に出るころには別の制度になってしまっているのではないか、というものがありましたが、制度に興味を持ち、なぜそのような制度があり、どのようなものなのか、という基礎を教えることにより、変化にも対応できるようになる、というのがAグループの意見です。

Bグループ
科目名:会社科
Bグループは、社会に出てから役立つ知識を学ぶという目的で、会社科という科目を考えました。
具体的には、具体的にはMOSの資格、英会話、ビジネスマナーの基礎知識、お金を稼ぐ大切さ、職場での上司や同僚との付き合い方など、社会に出てからのギャップを少なくするのが目標となります。
また、他の意見として、”SNS科”というユニークなものがありました。これは、炎上防止やSNS効果的な使い方について教えるというものです。

スタッフからのコメント

どちらのチームも、社会に出てから直面した、学校で教えられておらず困ったことを元に新しい科目を考えていました。
確かに、学生の頃からこれらの知識を持っていれば、社会での生活にもっとスムーズに馴染めそうですね!

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