認知行動療法講座「7つのコラム」/ 就活対策(SPI)「推論(平均)」
読解「「最適な広告」心を操作 嗜好・思想で絞り込み」
本日の新聞読解のトピックは、「Web広告」についてでした。
以下、記事の要約です。
「うわ、またこの広告か・・・・」。
7月上旬、交際相手の実家に初めて挨拶に行った帰り道。
都内の女性公務員はフェイスブックにあふれる結婚式場や指輪の広告を見て顔をしかめた。
「結婚はまだ職場でも秘密なのに、気持ち悪い」
検索、閲覧履歴などの個人情報を基に配信されるターゲティング広告。
フェイスブックでは広告主が対象を細かく絞り込める。
1億円以上の住宅を持つ資産家、遠距離恋愛中、大学中退者。
周囲に公言していないプライバシーも筒抜けだ。
購買率50%上昇。
米スタンフォード大の心理学者マイケル・コジンスキー氏らは、約310万人を対象に化粧品の広告効果を調べた。
この記事に対する利用者さんの感想・意見
- 思想すらも情報として入手されてしまい不安に感じた。
- 実際にこれだけ正確に把握されてるのは驚いた。
- 悪用されないようしっかり管理してほしい。
- 個人情報もほどほどに入手してもらいたい。
などの意見がでました。
情報の流出に気を付けて欲しいですね。
認知行動療法講座「7つのコラム」
就労移行支援事業所リスタートでは、「ものの受け取り方(認知)」を変えることで「感情」やそれによる影響を抑える「認知行動療法」についての講座を毎週やっています。
今日はついに、第6のコラムと第7のコラムについてやりました。
第6のコラムは“適応的思考”です。
適応的思考とは、自動思考に代わる柔軟で現実的な考えのことで、ポジティブな、最善の可能性ではありません。
そのため、根拠と反証の双方に注目し、その両方の要素を取り入れることでバランスの取れた考え方を目指します。
適応的思考を作るための方法としては、以下が挙げられます。
- 根拠、反証をそれぞれ1文にまとめ、その間を”そして”で繋ぐ。
- 親しい人や信頼する人であればどのように考えるか想像する。
- 自動思考に基づく最良のシナリオ、最悪のシナリオをそれぞれ考え、その間にある一番現実的なシナリオを探す。
続く第7のコラムは“心の変化”です。
ここには、第2のコラムで挙げた感情や気持ちがどのように変化したかを記入します。
そこで気持ちが楽になっていれば新しい考え方が役に立ったということがわかり、そうした考え方をまたこれからもしていけばよいということになりますし、あまり変化が見られない場合には、また別の考え方や見方ができないかと考えてみることができます。
このようにして、ストレスに押しつぶされない柔軟なものの考え方を見つけることができれば、コラム法は無事完了です。
就活対策(SPI対策)
今回の就活対策講座は、推論(平均)をやっていきました。
平均=合計÷個数
という式を意識することで、問題を素早く解くことができます。
問題
甲、乙、丙、丁の4社から工事の見積もりをとったところ、次の結果になった。
1.4社の見積もり平均額は100万円だった。
2.甲社と乙社の見積もり平均額は90万円だった。
3.丁社の見積もり額は丙社よりも20万円安かった。
次の3つの中から正しいものをすべて選びなさい。
ア.丙社の見積もり額は、4社のうちで最高である。
イ.丁社の見積もり額は、4社のうちで最低ではない。
ウ.丙社の見積もり額は、甲社に比べて30万円高い。
解答
平均が分かると、合計や個数の情報が分かり、解答に近づくことができます。
また「20万円安い」ということは、まずは丙丁の合計から20万円を引いて、残りを丙と丁に分配し、20万円を丁に足すことで丙と丁の金額を求めることができます。
答え.イ