認知行動療法講座「問題解決能力を育てる」/ 社長!横文字で言うのは止めてください
目次
新聞読解「新興国の消費伸びる 食用油の需要旺盛」
本日の新聞読解のトピックは、「米中の貿易摩擦」についてでした。
以下、記事の要約です。
米中の貿易摩擦が激しくなり、米国産大豆の相場は7月に約10年ぶりの安値まで下げた。
原料穀物や食用油の需要に変化はあるのか。
日清オイリオグループの久野貴久社長に聞いた。
大豆相場は下落。
国際指標になる米シカゴ市場の大豆先物相場は1ブッシェル10ドル台の高値から一時、2割強も下落しました。
世界最大の穀物生産国である米国と、世界最大の消費国である中国が貿易戦争の様相を強めたことで市場が反応している。
報復措置がさらに広がり、世界経済を冷やすリスクには警戒が必要だ
ただ、今のところ大豆相場の下落は短期的な現象だと考える。
中国が米国への報復措置として米国産大豆の輸入関税を引き上げても、中国の大豆需要が大きく落ち込むわけではないからだ。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- 米中の経済摩擦が悪影響になっていると感じた。
- 食料品会社なのに物流も考えないといけないのは大変だと思った。
- 新興国の人々が品質を意識して購入してくれたら日本にもチャンス。
- 世界全体で食品の需要が増えたのは良い。
日本の品質をもっとアピールしていきたいですね。
認知行動療法講座「問題解決能力を育てる」
高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートでは、「ものの受け取り方(認知)」を変えることで「感情」やそれによる影響を抑える「認知行動療法」についての講座を毎週やっています。
前回まででコラム法についてが終わったので、今日からは問題の解決に目を向けていきます。
コラム法は、考え方を変えることでマイナスの感情を抑え、気分を変えるのには役立ちますが、悩みのきっかけとなった問題を解決できるわけではありません。
問題に取り組み、解決するための方法を考えてみましょう。
問題解決を遅らせる考え方に挑戦する
いざ問題解決に取り掛かろうとしても、そう簡単には取り掛かれないことがあります。
そのようなときには、行動を妨げるような色々な自動思考が浮かんできているものです。
その自動思考を書き出して、さらにそれに対する根拠と反証を書き出し、自動思考に反論してみてください。
問題に取り組み、解決することを妨げる自動思考の例
・「こんなことが起きて大変だ」
【反論】「問題が起きるのは当たり前だ。これを乗り越えることで自分は成長できる」
・「どうして自分にだけこんなことが起きるのだろう」
【反論】「起きたことは事実だ。身の上を恨んでも何も変わらない。どう対処していくかが大事だ」
・「自分にはどうすることもできない」
【反論】「挑戦する前に諦めたら何も解決しない。やってみなければわからないし、どんな問題にも解決策はあるはずだ」
・「辛くてどうしようもない」
【反論】「どうしようもない根拠などどこにもない。辛いという気持ちがあるから、問題に気づき解決できるのだ。」
・「すぐに取り掛からないと大変なことになる」
【反論】「焦っても問題は解決しない。急がば回れ。まずは何が問題なのかをはっきりさせよう。」
反論を考えようとしても問題解決に取り組むのが難しいようであれば、次のように自分に問いかけてみてください。
「問題が解決されない場合どうなるか?今以上に悪くなることはあるか?」
「問題が解決されたとすれば、どのようなことが起きるか?それで改善する可能性があることは何か?」
社長!横文字で言うのは止めてください
リスタートでは、お盆期間の間、一部普段とは違うプログラムを取り入れています。
今日は、4コマ目にSPI講座の代わりに「社長!横文字で言うのはやめてください」というゲームをやりました。
これは、様々な横文字のビジネス用語が書いてあるカードを使って、ゲームを通して用語を覚えていくことができる、というものです。
今回は、ビジネス用語の意味を読み札として、ビジネス用語のカードを取る、「横文字カルタ」というルールでやりました。