認知行動療法講座「問題解決技法」/ 就活対策SPI「二語の関係」
目次
新聞読解「工事現場さらば3K 盛り土固めモニター越し」
本日の新聞読解のトピックは、「建設」についてでした。
以下、記事の要約です。
汚い、きつい、危険「3K」職場と言われてきた建設現場が様変わりしつつある。
レーザーを使った測量、あらかじめ入力したデータで制御された重機・・・。
情報通信技術の導入が工事の効率と安全性を高めているという。
実際の作業はどんなふうに進むのか。公共工事の現場に行ってみた。
さいたま市桜区で国土交通省の荒川上流河川事務所が発生した荒川堤防工事が進む。
長さ470メートル、高さ11メートルの大堤防になる計画だ。
7月中旬の暑い日、フタバコンサルタントの四倉さんが三脚に載ったデジタルカメラのような装置を動かしていた。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- 工事現場で情報通信技術が活躍しているとは思わなかった。
- 危険が減るのは嬉しいことだと思った。
- 合理的に仕事をすすめてもらいたいと感じた。
- 機材が安価になればいいと思った。
今後、建設業界も若者の活躍に期待したいですね。
認知行動療法講座「問題解決技法」
就労移行支援事業所リスタートでは、「ものの受け取り方(認知)」を変えることで「感情」やそれによる影響を抑える「認知行動療法」についての講座を毎週やっています。
前回、3コラム法を使って、問題解決を遅らせる考え方に対して挑戦する方法を紹介しました。
問題解決に取り組むことができるようになったら、実際に問題を解決するために動き出します。
そのための”問題解決技法”は、次の5つのステップに分けることができます。
①問題の明確化
私たちは困った事態に陥ると、感情に押し流されて、具体的な問題が見えなくなります。
しかし、「困った」と言うだけではどうすることもできません。
行動に移る前に、解決可能な具体的な問題を見つけることが先決です。
そのためには、次のような作業が必要になります。
・関係している情報をできるだけ多く集める。
・明確な言葉で事実を記述する。
・問題を引き起こしている要因をはっきりさせる。
・問題に関係ある情報と関係ない情報とを区別する。
・客観的な事実と、不確かな推測や解釈を区別する。
・現実的な問題解決目標を決める。
さらに、次の3つのことに注意して解決すべき具体的な問題を決定します。
・具体的に書き出す
「いつ、どこで、誰がいる時に、何が、なぜ、どのように」問題なのか。
現場のイメージが目に浮かぶように、具体的ではっきりとした言葉を使います。
・目標を決める
現実に沿った目標を、ひとつ、あるいはそれ以上簡潔に書き出します。
・障害を予測する
目標を達成するのに障害になりそうなものを、はっきりとした言葉で書き出す
②ブレインストーミング
ブレインストーミングとは、できるだけ頭を自由にして、思いつくままにアイデアを考えていくという意味です。
ここでは、「①問題の明確化」で出てきた問題に対する解決方法を、できるだけ多く考えるようにしましょう。
その考えに筋が通っているかどうかの判断は後回しにして、多くのアイデアを出すことを優先します。
これは、気持ちが動揺しているときには冷静な判断がなかなかできないためです。
すでに考え出したアイデアを組み合わせることで、別の新しいアイデアが出てくることもあります。
③解決行動決定
「②ブレインストーミング」で考えたそれぞれの方法の、長所と短所を考えます。
それを実行するまでにどのような障害があるか、実際に実行したときにどのような問題が出てくる可能性があるのか、また逆に、その方法を使った場合に、問題が解決される可能性がどの程度あるのか、ということを考えていきます。
そして、一番実行しやすく、問題解決に繋がる可能性がある方法を選択します。
④実行
「③解決行動決定」で選択した方法を実行に移します。
余裕があれば、予行練習してみるのも効果的です。
頭の中でシミュレーションしてみるのも一つの方法です。
⑤最終評価
「④実行」の行動の結果を評価します。
うまく問題が解決できていればそれでよし。できていなければ、「①問題の明確化」に戻って、改めて問題をはっきりさせるようにします。
こうして、問題解決のサイクルを進めていきます。
就活対策(SPI対策)
今日の就活対策(SPI)では、「二語の関係」というものをやりました。
例えば、
1.牛:動物
2 .柱:家屋
↑この二語の関係性は「包含」という関係性で共通しています。
1の左側「牛」は「動物」に含まれますし、2の「柱」は右側の「家屋」に含まれます。
このような共通点を見つけ出す事と、同時に語彙力が求められる問題ですが、少なくともパターンを把握しているだけで有利に問題を解く事ができます。
今後は、SPIだけでなく一般常識の範囲の学習も取り入れていこうかと思っています。