認知行動療法講座「スキーマ」/ 就活対策「社長!横文字で言うのは止めてください」
新聞読解「ベトナム戦争について」
本日の新聞読解のトピックは、「ベトナム戦争」についてでした。
以下、記事の要約です。
冷戦で分断された南北ベトナム。
北ベトナムを旧ソ連・中国、南ベトナムを米国が支援し、1965年、ベトナム戦争が勃発。
枯れ葉剤の影響もいまだ残り、また米国軍の「動くものは全て撃った」という発言のように、
兵士たちだけでなく民間人の犠牲も多かった。
この戦争の惨状は、ジャーナリストの現地での取材、メディアでの報道により、世界中に伝わることになる。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- 資本主義と共産主義の対立は、難しい問題だ
- 枯れ葉剤というのは大変危険なものだった
- 報道は大切だが、ジャーナリストたちの安全が心配だ
- メディアの「伝える」という役割が、ITの進歩により薄れてきていると思う
体をはった取材が、世論を大きく動かしたようですね。
認知行動療法講座「スキーマ」
就労移行支援事業所リスタートでは、「ものの受け取り方(認知)」を変えることで「感情」やそれによる影響を抑える「認知行動療法」についての講座を毎週やっています。
認知を変えることにより、マイナスの感情を落ち着けることはできますが、新しく作った適応的思考を信じるためには行動することも必要になってきます。
今回は、様々な自動思考の元となっている”考え方のクセ”、「スキーマ」についての話でした。
スキーマ
自動思考がある特定の場面で浮かんだ無意識の考えであるのに対して、スキーマとはもっと根本的な人生観や人間観のことを指します。
様々な体験をしながら生きてきた中で形成された個人的な思い込みであり、同じ状況でも浮かぶ自動思考が違う要因でもあります。
例えば、「自分は人から愛されない」というスキーマを持っていた場合、他人からとても好意的な態度を取られた場合、「きっと立場上ああするしかなかったんだ」と言った具合にその出来事を割り引いて考え、記憶から除外してしまいます。
そして、他人から冷たい態度を取られたりすると「やっぱり私は愛されないんだ」と自分のスキーマが証明されたように感じ、その記憶を蓄え、さらにそのスキーマを強めていきます。
マイナスの感情や、行動の失敗に繋がるような自動思考が多い場合、スキーマそのものを修正しなければいけない場合があります。
自分の持つスキーマを下向き矢印法などで見つけ出し、スキーマに従わないとどうなるか、スキーマに反する行動をしていることはないかなどを分析していくことで、スキーマを修正していくことができます。
就活対策(教養)
火曜日の4コマ目は、これまでSPIをメインにやってきましたが、今後はSPIだけでなく、社会で働く上で必要なマナーや一般常識などについても幅広く取り扱っていくことになりました。
それに伴い、プログラムの名称も就活対策(教養)と変更になっています。
今日は、「社長!横文字で言うのは止めてください」を使って、ビジネスで出てくる横文字について学習しました。
一部の用語を紹介します!
アサイン
アサインとは、「割り当てる・任命する・指定する」といった意味の言葉です。
ビジネスにおいては、配属する、指名するなどと言った意味合いで使われます。
例えば、「営業部にアサインされた」となれば、「営業部に配属された」という意味となります。
メソッド
メソッドは、「方法、方式」を指す言葉です。
「営業メソッド」という使い方であれば、「営業手法」というように訳すことができます。
コアコンピタンス
コアコンピタンスは、「自社にしかできない特殊能力」や「競合他社を上回る能力」といったような、企業の中核となる強みのことを指す言葉です。
「うちのコアコンピタンスは人だ」なんて言われたとしたら、「当社の強みは他社を凌ぐ人材である」といった意味合いですね。