認知行動療法講座「認知の歪みを見つける練習」/ 就活対策「自己PR」

新聞読解「訪日客3000万人突破 宿泊施設や空路なお不足」

以下、記事の要約です。

日本を訪れた2018年の外国人の数が18日、初めて3千万人を突破した。

アジアを中心とした旺盛な訪日需要に支えられ、5年で3倍に増えた。

ただ政府が掲げる20年に年間4千万人の目標を達成するには航空便の拡大や宿泊施設の整備のほか、日本で相次ぐ地震などの災害時に不安を和らげる対策も課題となる。

消費額は停滞。訪日客数は18年の年間では3100万人超になるとみられる。

けん引役はアジア諸国だ。特に中国、韓国、台湾、香港の4ヵ国・地域で全体の約7割を占める。

最近はタイやフィリピンなどアジア各国・地域からの訪日客も増えている。

20年に4千万人の訪日客を受け入れるための課題は多い。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 都内は地域によって外国人の方が多い。
  • 昔からの日本の文化は残して欲しい。
  • 「けん引」ホントに日本がしているのか。
  • 中国の力が良くわかる。

また日本に来たいと思われるようにしていきたいですね!

認知行動療法講座

就労移行支援事業所リスタートでは、「ものの受け取り方(認知)」を変えることで「感情」やそれによる影響を抑える「認知行動療法」についての講座を毎週やっています。

前回、自動思考に含まれる認知の歪みを紹介しました。

今回は、例題を用いて認知の歪みを見つける練習をしてみます。

認知の歪み

嫌な気分や感情が浮かぶことは誰にでもあることですが、その頻度が高い場合、周囲を取り巻く環境が悪いのではなく、自分の受け取り方に問題がある場合があります。

物事の悪い面に注目してしまうことで、現実よりも悪く受け取ってしまい、他の人であれば悪い感情が浮かばないような場面でも、落ち込んだり、怒りが沸いたりしてしまうのです。

その原因として前回挙げたのが、10種類の「認知の歪み」でした。

認知の歪みが含まれた自動思考のサンプルから、含まれている認知の歪みを探してみましょう。

以前に出てきた、新しい職場に移ってしばらく経ってから、これまでなじみのない仕事を任されたものの、わからないことが出てきたという人を例にしてみましょう。

周りの人に聞こうと思ったものの、みんな忙しそうにしているのでつい聞きそびれてしまってということから自動思考が浮かんできています。

例①:どうして積極的になれないのだろう? こんなに消極的では、仕事が先に進んでいかない。

さて、ここに含まれる認知の歪みとしてはどんなものが挙げられるでしょうか?

ここでは3つの認知の歪みに当てはまると考えられます。

まず1つ目が、「白黒思考」ですね。

「積極的でどんどん仕事が進んでいく」か、「消極的で仕事が進まない」かの2つに分類して考えてしまっています。

実際には、積極的にならなければ仕事が進まないというわけではなく、消極的なままでも仕事を進める方法はあるはずです。

次に、「心のフィルター」を挙げることができます。

「仕事が先に進んでいかない」と言っていますが、本当にまったく仕事ができていないのでしょうか?

確かに、わからないことがあって一度止まってしまっている部分もあるかもしれませんが、これまでは順調に仕事を進めてこれたわけですし、今も何もせずに1日座っているわけではないはずです。

うまく進んでいるところもあるにも関わらず、うまくいっていない部分にしか目が向いていない、というのが、「心のフィルター」の特徴です。

3つ目は、「結論の飛躍」のうち、「先読みの誤り」です。

こんなに消極的では仕事が先に進んでいかないと考えているようですが、消極的であることは、未来の失敗の根拠にはなっていません。

そのため、実際にはわからない未来を悪い方向に決めつけてしまっている「先読みの誤り」があると考えられます。

例②:引っ込み思案な自分が情けない。仕事も人間関係もうまくできない自分は、社会人として失格だ。

この自動思考にも、例①と同じく「心のフィルター」がかかっていると考えられます。

引っ込み思案で仕事も人間関係もうまくいかないと考えていますが、本当にそうでしょうか?

周囲の人に聞くことができなかったと悩んでいますが、それは人間関係がうまくいっていないことと同義ではありません。

職場の外に友人がいるかもしれませんし、これまで職場でも問題なく過ごしてきたにも関わらず、そのことが「心のフィルター」で見えなくなっている可能性が考えられます。

また、仕事についても、ある程度の信頼がなければ、新しく馴染みのない仕事を任されることもないのではないでしょうか?

もう1つ挙げられる認知の歪みが、「レッテル貼り」です。

極端な一般化をさらに極端にしたものとも言えるレッテル貼りですが、たまたま今うまくいかない仕事があったというだけで、自分を「社会人失格」と捉えているのは、典型的なレッテルを貼る行為であるといえます。

 

就活対策『自己PR』

就活対策講座はいつも
・時事問題
・ビジネスマナー
・面接対策
の3本立てで行っています。

今日は、時事問題は、2018年の訪日客が3000万人を突破したこと、流行語大賞「そだねー」についての2点。
ビジネスマナーは、上司が出張中の電話応対、打ち合わせに遅刻しそうなときの対応、などをクイズ形式で学習しています。

面接対策の7回目のテーマは「自己PRをしてください」です。

自己紹介と自己PRは違いますね。自己紹介というのは基本的に「名前・所属・趣味」で、一方自己PRは「自分の強み」になります。
得意なこと・スキル、それを説明するエピソード、またその能力を生かして就職先でできることを、分析して面接に挑みましょう。
ただし、成功談・体験談を一方的に話しすぎるのはNGですので、注意しましょう。

以下、利用者のみなさんの発表の一部を抜粋します。

  • お客様が楽しめる環境を作るため、明るく笑顔で接客ができる。
  • 資料集め・正確性・納品速度、すべてを意識したライティングができる。
  • 語学留学経験があり、外国籍の方とでもコミュニケーションがとれる。

長所・強みのあるスキルについて、それがどの程度のものなのか・度合を客観的に判断できるエピソードを準備しておきましょう。
次回以降発表の方も意識してみましょう!