認知行動療法講座「5つのコラム」/ 就活対策「10年後はどんな自分になっていたいですか?」
目次
新聞読解「複数アカウント若者使い分け」
以下、記事の要約です。
趣味の仲間、中高生時代の同級生、大学の友達。
若者たちの間では、短文投稿サイト「ツイッター」で複数のアカウントを作成し、相手に応じて使い分けるのが当然になっている。
身近な友人に明かしていない匿名の「裏アカウント」の利用者も多い。
専門家は「匿名の投稿でも身元特定の恐れがある」とし、不用意な投稿は避けるよう呼び掛けている。
「これは仮面ライダー好きの人と情報交換するための趣味用アカウント。
こっちは高校の友達とつながっていて、これは大学の友達とフォローし合っている」
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- ネットに頼りすぎてしまっている
- 責任を持って発言するのが苦手
- ネットは誰が見るか分からない
- 複数のアカウントがあると愚痴が言いやすくなる
責任を持って投稿することを心がける必要がありますね!
認知行動療法講座
就労移行支援事業所リスタートでは、「ものの受け取り方(認知)」を変えることで「感情」やそれによる影響を抑える「認知行動療法」についての講座を毎週やっています。
前回までで練習した自動思考のチェックが終わり、認知の歪みが見つけられたら、第4、第5のコラムへと進みます。
7つのコラムのうち、この第4、第5のコラムまでを指して「5つのコラム」と呼ぶことができます。
5つのコラム
ここでは、第3のコラムで導き出した自動思考について、それを裏付ける「根拠」と矛盾する「反証」を探していきます。
このとき、自動思考のチェックによって出てきた認知の歪みは、反証を挙げるのを助ける働きをします。
重要なのは、根拠、反証として挙げることができるのは、「事実」のみであるということです。
自分が考えていること、他人が考えているであろうと思うことは、すべて「推測」であり、根拠として使うことができません。
一方で、自動思考の要因がすべて「推測」であったのであれば、明確な根拠がないということ自体が「反証」となります。
就活対策『10年後はどんな自分になっていたいか?』
就活対策講座はいつも
・時事問題
・ビジネスマナー
・面接対策
の3本立てで行っています。
ビジネスマナー
ビジネスマナーでは、訪問と来客の受け答えについて学習しました。
訪問先ではコート類を脱いでからインターホンを押し、明るくはっきりと名のります。
また、迎える側は、歓待の気持ちをあらわしてくださいね。
玄関先で
「こんにちは」のあとに
・本日はお招きにあずかり、ありがとうございます。
・ごぶさたしております。
「いらっしゃいませ」のあとに
・お元気そうですね。
・ご足労をおかけして、申しわけありません。
という言葉を付け足すと印象がぐっと上品になりますね。
目上の人のお宅への訪問や、気の張るお客様をお迎えするのは緊張するもの。
事前に受け答えのシミュレーションをしておきましょう。
面接練習「10年後はどんな自分になっていたいか?」
前回に引き続き、自己PRの模擬面接を行いました。
「10年後はどんな自分になっていたいですか?」
の質問に対しての模擬面接を行いました。
10年後どうなっているかを予想するのではありません。
こういう自分になっていたいのでこう努力する、という姿勢が問われています。
もちろん応募先の企業の業態・職種にもよりますが、自分の強み・弱みを分析し、強みを生かして活躍できる、というのをアピールしたいですね!