認知行動療法講座「認知の歪みから反証を探すヒント」/ 就活対策「ご案内/受け渡し」

新聞読解「スポーツ・デジタル 新たな楽しさ」

以下、記事の要約です。

球技や陸上などのスポーツとデジタル技術を組み合わせ、ゲームとして楽しむ体験型施設が増えている。

繊細な画像などで実際にフィールドにいるような雰囲気を味わえ、運動が苦手でも気軽に楽しめるのが特徴だ。

2020年の東京五輪を控えてスポーツへの関心が高まるなか、家族や友人と訪れる人が増えている。

レジェンドベースボールは2018年12月、立川市にスポーツ専用施設「レジェンドスポーツヒーローズ立川」を開設した。

目玉は屋内で対戦できる野球ゲーム「レジェンドベースボール」だ。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • カーリングやアーチェリーは普段できないのでやってみたい。
  • 値段次第になってしまいそう。
  • Wiiスポーツに似ている。
  • VRメガネ普及したら楽しくなりそう。

スポーツと技術の組み合わせで楽しみが増えそうですね!

認知行動療法講座

就労移行支援事業所リスタートでは、「ものの受け取り方(認知)」を変えることで「感情」やそれによる影響を抑える「認知行動療法」についての講座を毎週やっています。

今回は、「5つのコラム」で反証を探すときのヒントを紹介します。

認知の歪みから反証を探すヒント

①白黒思考
・・・何を基準に決めているか、良いか悪いかの2通りしかないのか

②極端な一般化
・・・今回だけ、あるいは数回の失敗ではないか、以前に違う結果だったことはないか

③心のフィルター
・・・上手くいかなかったことだけに注目していないか、良かったことはないか

④マイナス化思考
・・・良かったことを素直に受け取れているか、自分で悪い表現に言い換えていないか

⑤結論の飛躍/心の読みすぎ
・・・その人の発言、行動の持つ意味を決めつけていないか、事実と言い切れるか

⑤結論の飛躍/先読みの誤り
・・・未来のことを悪く予測していないか、未来を決める根拠はあるか

⑥過大評価・過小評価
・・・自分に厳しすぎないか、成功、失敗をありのままに受け止めているか

⑦情緒的な理由付け
・・・感情や気持ちを、物事を決める証拠にしていないか。

⑧べき思考
・・・自分のルールを絶対のものにしてしまっていないか、その通りにならないとどうなるのか。

⑨レッテル貼り
・・・自分で作ったレッテルで捉えていないか。本当にいつもそのレッテルの通りか

⑩自己関連付け
・・・自分は上手くいかなかったことにどう関わっているのか、自分以外は関わっていないのか

例を出しましょう。

昼頃、友人にメールを送ったものの、いつまで経っても返事が来なかったとします。

浮かんだ自動思考は、以下の2つでした。

① 私のメールが気に障ってしまったんだ。

② 私は友人に嫌われている。どうして自分はいつも人とうまく付き合うことができないんだろう。

①の自動思考には、自己関連付けの認知の歪みが含まれているようです。

さて、自分は上手くいかなかったことにどう関わっているのか、自分以外は関わっていないのか、考えてみましょう。

自分がメールを送ったことは事実なので、それが気に障って返信が返ってこない、という可能性は、なるほどゼロではないかもしれません。

しかし、関わっているのは自分だけでしょうか?

単純に気づいていなかったり、仕事中で確認していない、などといった可能性も考えられます。

もしも、「以前にも同じようなメールを送ったことがあるが、すぐに返ってきた」といった事実があれば、ますます自分が原因ではない可能性が高まりますね。

②の自動思考には、極端な一般化と結論の飛躍(心の読みすぎ)の認知の歪みが含まれています。

ではまず、今回だけ、あるいは数回の失敗ではないか、以前に違う結果だったことはないか考えてみます。

「今現在メールが返ってきていない」ことは、「いつも」友人関係がうまくいかない要因とはなりません。

「メールを誰に送っても、毎回返ってきていない」というなら話は変わってきますが、友人を作ることができている以上、「いつも」上手くいかないというのは行き過ぎた考えでしょう。

さて、心の読みすぎについても考えてみましょう。

その人の発言、行動の持つ意味を決めつけていないか、事実と言い切れるか・・・。

「メールが返ってきていない」ということから、「自分を嫌っている」と考えるのは、数ある可能性の一つに過ぎず、そこにしか目が行っていないのであれば、それは決めつけです。

自分のことを嫌っている、とわかる明確な証拠がない以上、事実と言い切ることはできないはずです。

就活対策『ご案内/受け渡し』

リスタートの就活対策講座は、ビジネスマナーについてただ講義を聞く形式ではなく、利用者さん自らで調べ、発表するという形式で進めています。

ただ講義を聞くだけよりも記憶に残りやすいだけでなく、「情報を収集する力」や「他人に伝える力」を磨くことができます。

今日のポイントは、『ご案内』、『受け渡し』の2点です!

発表

今回は、このような内容について発表していただけました!

ご案内

  • 挨拶をしどこに案内するか伝える。
  • 階段を上る場合はお客様が先。
  • 入口に近い人が対応する。

受け渡し

  • 相手の胸の高さで渡す。
  • 両手で渡す。
  • 机越しでは渡さないようにする。

発表ではこのような内容がでました!
場面によって対応がことなるので難しいですよね!