認知行動療法講座「7つのコラム」/ 就活対策「言葉遣い」
新聞読解「ネットフリックス 独自日本アニメ」
以下、記事の要約です。
動画配信世界最大大手の米ネットフリックスが日本で独自アニメ作品の制作に本格的に乗り出す。
このほど国内の制作会社3社と業務提携を結び、数年間にわたり複数作品を世界に配信する体制を整えた。
2019年後半に動画配信サービスを始める予定の米ウォルト・ディズニーなど、有力コンテツを持つライバルとの競争が激しくなる。
世界的に定評のある日本のアニメをラインアップに加え、会員獲得につなげる戦略だ。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- 会員を増やす仕組みがすごい。
- アニメの制作現場はキツイので補填されると良い。
- 日本のアニメは海外でも人気がある。
- 近所のTSUTAYAがつぶれて不便になった。
自分で選べるのは嬉しいですが、サービスが乱立すると困る人もいそうですね!
認知行動療法講座
就労移行支援事業所リスタートでは、「ものの受け取り方(認知)」を変えることで「感情」やそれによる影響を抑える「認知行動療法」についての講座を毎週やっています。
今日からは、7つのコラムに入っていきます。
7つのコラム
コラム法もついに大詰めです。
第4のコラム、第5のコラムで書き出した根拠と反証をもとに、第6のコラムでは視野を広げたバランスの良い別の考え方(適応的思考)を書き出します。
そして最後に、第7のコラムでは考えを変えたことで気分がどう変化したか(結果)を書き込みます。
第6のコラム「適応的思考」
第6のコラムには、第4のコラムと第5のコラムに書き込んだことがらを利用して、自動思考に代わる柔軟で現実的な考えを書き込みます。
・根拠が自動思考に完全に矛盾する場合には、その根拠に基づいた新しい見方を書くようにします。
・根拠・反証が部分的に自動思考を裏付ける場合には、両方を要約し、よりバランスのとれた見方を書くようにします。
ここでは、ばかばかしいと思えるようなものも、簡単にでも書き出しておくようにします。
ストレス状況にあるときは視野が狭くなっていて、あとで見直すと役に立つ考えでも、意味がないと判断してしまう危険性があるからです。
適応的思考を作る最も単純な方法は、自動思考を裏付けるすべての証拠(根拠)をひとつの文に要約したものと、自動思考に矛盾するすべての証拠(反証)をひとつの文に要約したものを「そして」の一言で繋ぐことです。
他に、以下のようなことを考えることで、適応的思考を探すこともできます。
・親しい人が同じような状況で、同じような情報を手にして、同じように考えているとき、あなたはどのようにアドバイスするでしょうか?
・その自動思考が当たっているとして、この先のことを考えたとき、最悪のシナリオはどんなものでしょうか?
最良のシナリオはどうでしょう?
そしていちばん現実的なシナリオはどういうものだと思いますか?
・あなたが信頼している人のことを思い出してみてください。この状況についてほかの見方をする可能性はないでしょうか?
第7のコラム「心の変化」
コラム法の目的は、受け取り方を変えることで、マイナスの感情を軽減することです。
最終的には、変わるために行動を起こさなければいけなくなりますが、行動を起こすことのハードルを下げるのがコラム法の役割です。
最後の第7のコラムには、考え方を変えてみて感情や気持ちがどのように変化したかを書き込みます。
そこで気持ちが楽になっていれば新しい考え方が役に立ったということがわかり、そうした考え方をまたこれからもしていけばよいということになりますし、あまり変化が見られない場合には、また別の考え方や見方ができないかと考えてみることができます。
これによって、ストレスに押しつぶされない柔軟なものの考え方が見つけられるようになるはずです。
就活対策『言葉遣い』
リスタートの就活対策講座は、ビジネスマナーについてただ講義を聞く形式ではなく、利用者さん自らで調べ、発表するという形式で進めています。
ただ講義を聞くだけよりも記憶に残りやすいだけでなく、「情報を収集する力」や「他人に伝える力」を磨くことができます。
今日のポイントは、『敬語の使い分け』、『クッション言葉』の2点です!
発表
今回は、このような内容について発表していただけました!
- 敬語には尊敬語、謙譲語、丁寧語、そして美化語がある。
- 尊敬語は目上の人を立てるとき、謙譲語は自分をへりくだるとき、丁寧語は相手を問わず丁寧な表現として使う。
- クッション言葉とは、何かをお願いするときや断るときなどに言葉の前に沿える言葉。
- クッション言葉を加えることで表現を和らげることができる。
発表ではしっかりポイントを押さえた内容がでました!
言葉づかいは心遣いともいい、その言葉を発する人柄を現したりもします。
あなたの印象を決めると言っても過言ではありません。皆さんも気をつけていきましょう!