気をつけるだけで対人関係が円滑になるヒトコト!
知らないうちにイライラさせちゃってませんか!?
前回の復習
今回は、逆に相手への印象を悪くしてしまう、注意したい言葉についてお話しするよ。
イライラワードその1 「無理」「不可能」
もし頼み事をしたとき「難しいです」って言われたらどう思う?
じゃあ、依頼を断る時ってどうしたらいいんだろう?
「恐れ入りますが」とか「申し訳ございませんが」などが”クッション言葉”と呼ばれていて、断る言葉の前にこのクッション言葉を使うことで断り言葉がぐっと柔らかい印象になるよ!
否定されるとモヤっとする!
二人のやり取りからわかるように、「無理」「不可能」「できない」という言葉は、相手の提案・依頼を否定することになります。これらの言葉で否定されると、ちょっとモヤっとしますよね。
それでも、時間が足りなくて手伝えない、自分のレベルでは厳しい、といったことを伝えなくてはいけない場合も多々あると思います。
そんなときは、リス太くんが言っているようにクッション言葉を使うのがベスト。断る言葉の前に「大変申し上げにくいのですが」「すみませんが」などやわらげる印象の言葉をつけて印象アップ!
クッション言葉には、
「せっかくですが」
「申し訳ございませんが」
「心苦しいのですが」
などがあります。また、依頼するときは「お忙しいところすみません」、質問するときは「差し支えなければ」など、断るとき以外にもクッション言葉は使えます。
くれぐれもいきなり「時間がないです」「難しいです」「厳しいです」と断るのはNGです!
イライラワードその2 責任転嫁
責任感を感じさせる言い方って?
面接だけでなく、日報などの報告のときも要注意。「今日は来客対応をやらされていました」なんて印象が悪いですよね。「来客対応を行いました」と能動的にやっていたことを伝えましょう。
「●●さんにやるように言われて」というのもグレーですね。「●●さんに教えていただき」と言い換えられるとベスト!
今ここで言われてもいきなり言い換えるのはむずかしいかもしれません。日々の仕事、作業の中で、「今日は●●した」と心のなかで唱えるようにしてみるだけでも変わっていきますよ!
イライラワードその3 「たぶん」「と思います」
この言い換えをマスターするだけで「モヤっと」が減る
提出期限を聞かれたとき、「たぶん今日で出来ると思います」という人と、「定時までに仕上げます」という人、やはり後者のほうが責任感を感じます。自分の仕事の状況をしっかり把握しているから言い切れるということ、つまり責任をもってやっているということ。期限や密度を他人にまかせていると、「できます」とは言い切れませんよね。
「言い切っちゃっても、できるか不安だ・・・」という人も、「たぶん~と思います」をはずして、「●までにやります」と言い切る練習をしていきましょう! 言い切ることで、仕事の期限や内容を自主的に意識するようになります。これが責任感、自主性というものですが、これらは就職して誰かから教えてもらえるというわけでもありませんので難しいですよね。「勉強します」と思えたら大正解です!
また、期限や内容について不安があるときは「たぶん~と思います」と自己判断してしまうのではなく、「~になると思われますが、どうでしょうか」と相談できるとベストです!