認知行動療法講座「PDL(ポジティブ・データ・ログ)」/ 就活対策「携帯電話のマナー」

新聞読解「鉄道 訪日客対応を加速」

以下、記事の要約です。

首都圏の鉄道会社が2020年の東京五輪・パラリンピックに向け、訪日外国人(インバウンド)への対応を急いでいる。
駅や車両などの設備を言語化し、外国人が迷わず利用できるようにする。
気軽に利用できる温泉旅館や、駅周辺の飲食店のサービス向上など関連分野でも利便性向上に取り組む。
東武鉄道は19年度末までに、すべての自動券売機を7種類の外国語対応させる。
西部鉄道は事故や自然災害などの情報をアプリで案内するシステムを整備する。
こうした取り組みをしていくことで、五輪後も多くの外国人の訪日を促す。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 地域に根付いたサービスを期待したい。
  • 日本らしさをアピールするチャンスだと思う。
  • サービスの充実に驚いた。
  • この機会に日本人も外国語を学ぶといいと感じた。

オリンピックに向けて、各社色々なサービスを開始しています。
全てを完ぺきに対応することは難しいですが、ボランティアなど皆で協力して良いものにできればいいですね!

認知行動療法講座

就労移行支援事業所リスタートでは、「ものの受け取り方(認知)」を変えることで「感情」やそれによる影響を抑える「認知行動療法」についての講座を毎週やっています。

認知行動療法講座は、今週で最終回!

来週からは、メンバーを入れ替えて、再び初回から進めていきます!

最終回である今日は、これまでの振り返りと、PDL(ポジティブ・データ・ログ)の話をしました!

PDL(ポジティブ・データ・ログ)

これまで、スキーマを「探す」方法、「変える」方法についてやってきました。

スキーマを無事に見つけ、新しいスキーマに変えることができたとしても、すぐに新しいスキーマに沿って考えられるわけではありません。

スキーマは、過去に作られてから、何年、何十年もの間、「前提」となっていた考え方です。

新しいスキーマに入れ替えようとしても、中々すぐには変わっていきません。

そのため、新しいスキーマを信じ、定着させていくための方法として、PDLというものがあります。

PDLのやり方

やり方は簡単で、毎日1行で良いので、その日起きた、新しいスキーマの根拠となることを記録していきます。

記録する出来事は、どんなに些細なことでも構いません。

注意点としては、「こんなことは誰にでもできる」といった自己批判的な視点を持たないことです。

どんなに小さなことでも良いので、新しいスキーマに関連した、うまくいったこと、うれしかったことなどを、素直に書き留めてみてください。


古いスキーマ:私は誰からも必要とされない人間だ。
新しいスキーマ:私のことを必要とする人、好きだと言う人は何人もいる。

5月1日:同僚が昼食を一緒にどうかと誘ってくれた。
     →一緒に食事をしたいと思ってくれる人がいる。
5月2日:実家から電話があり、父に「たまには顔を見せに帰ってこい」と言われた。
     →親はいつも自分を気にかけてくれている。
5月3日:帰り際、上司に「明日のプレゼン、よろしく頼むよ」と言われた。
     →信頼されているからこそ、大事な仕事を任されている。

就活対策「携帯電話のマナー」

リスタートの就活対策講座は、ビジネスマナーについてただ講義を聞く形式ではなく、利用者さん自らで調べ、発表するという形式で進めています。

ただ講義を聞くだけよりも記憶に残りやすいだけでなく、「情報を収集する力」や「他人に伝える力」を磨くことができます。

今日のテーマは、「携帯電話のマナー」についてです!

発表

今回は、このような内容について発表していただけました!

  • 相手が電話に出たら、まず相手の状況を確認する。
  • 商談中や会議中はマナーモードにする。
  • 外出先では、話す内容に気をつける。
  • 携帯電話であっても、業務時間内にかける。

スタッフのコメント

携帯電話のマナーで大切なことは、「周囲への配慮」です。

携帯電話にかける、または携帯電話からかける場合、どちらも会社内ではところで電話をしているということになります。

ということは、内容や相手の状況など、より一層の配慮が求められます。

具体的には、
・「今、よろしいですか?」と相手の状況を尋ねる
・内容面で周囲に聞かれてはいけないものはないか気をつける(金額、条件など)
・携帯からかける場合、声の大きさなど周囲に迷惑にならないか気をつける

などが挙げられます。

会社に入ると、時に携帯電話でのやりとりをする場面が出てきますので、基本的なマナーをおさえておきましょう!