就活SST「職場での問題に対処する」/ワークショップ「小学生に必要なのは「理科」「社会」どちらか」

新聞読解「SNS監視 『自由侵害』の声」

以下、記事の要約です。

米国務省が5月末から米国のビザ申請の際にSNS(交流サイト)のアカウント情報の提供を義務付けたことが波紋を呼んでいる。
安全保障上の理由とされているが、安全保障上の理由とされているが、米国の人権団体からは「表現の自由を侵害する」との声もあがる。
何げなく使っているSNSが当局の監視対象となれば、影響は計り知れない。
フェイスブック、ツイッターといった米国のサービスだけでなく、中国の「微博(ウェイボ)」などのSNSアカウントも対象になる。
ビザ申請時に、過去5年以内に利用したSNSの情報について記載が求められる。
米国務省によると「安全保障上の観点から、ビザ申請の可否の判断材料とする」という。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 個人とSNSを結びつけて、監視するのは時代として難しいと思う。
  • 大きなテロを防ぐためには必要かもしれない。
  • SNSのトラブルが心配だなと感じた。
  • 白黒ハッキリさせるのがアメリカ的だなと思う。

SNSのアカウントを提出することには抵抗ありますが、テロなどの対策も大切ですね!

就活SST

『き』『ぎ』で始まるお金で買えないものは?

高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートの月曜3コマ目はAグループの就活SST!
今日もいつも通り、アイスブレイクの「朝までそれ正解」で始まりました。

Aグループ「綺麗な景色」/「気持ち」/「金メダル」/「記憶」

今回、Aグループで出た回答はこれらのものが出ました。
「気持ち」や「記憶」などは、確かに売買できないものですね!

職場での問題に対処する

高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートでは、月曜日に就活SSTというプログラムをやっています。

ビジネスの様々な場面について、対処の仕方を考えていきます。

シーン①

状況
あなたのいる営業所では、新人には初め、電話の取り次ぎ業務をさせることになっている。
しかし、それが物足りなくて「早く外へ営業に出たい」と不満を漏らす新人もいる。
このような新人に対して、電話の取り次ぎ業務の意義について話すとしたらどのようなことを言えば良いか。
三つ答えよ。

解説
この設問では、「電話の取り次ぎ業務」の意義や重要性について述べたものが答えとなります。

具体的には、以下2点となります。
①会社の基本を覚える
②コミュニケーション能力の向上

①「会社の基本を覚える」について

電話に出て取り次ぐということは、会社の基本を覚えることにつながります。

例えば、電話を取ったら会社名を聞かなければいけませんよね。顧客先を覚えることは新人にとってとても大切なことです。

また、どの会社からどういう用件で誰に電話がかかっているかを知ることは、業務の流れを把握することに繋がります。

②「コミュニケーション能力の向上」について

電話に出るということは、その会社を代表するということです。

よって、恥ずかしくないような電話対応を心掛ける必要があります。

担当者が不在である時は、用件を聞いて自分が代わりに問い合わせの対応などをすることもあります。

単純なことかと思われますが、目に見えない相手にこちらの対応を伝えることは、
自分のコミュニケーション能力向上につながっていくのです。

電話の取り次ぎなどの基本的な業務も、前向きに取り組んでいきましょう!

シーン②

状況
販売課のあなたが得意先に商品を届けたところ、「電話で追加注文した分が入っていない」と言われた。
昨日電話したがあなたが不在だったので、電話に出た人に伝言を頼んだと言う。
どうやらその者があなたに伝え忘れたようである。このことにどのように対処するのが良いか。
順を追って、箇条書きで答えよ。

解説
得意先に追加注文したが商品が届いていないということなので、そのことに順番に対応していくことが答えとなります。

以下の順番で対応をします。
①得意先に謝罪する
②手配されていない分を手配する。
③今後の対応策を立てる

①まず、謝罪をしましょう。

注文したのに届いていないことは、大きな問題です。誠意を表すためにも、最初に謝罪をすることが大切です。

②次に、手配されていない分を手配しましょう。

追加手配の分がいつまでに必要かを尋ね、早急に手配する必要があります。

そして、手配したものがいつ届くのかを得意先に伝えます。

③最後に今後の対応策を考えましょう。

会社に戻ったら、誰が電話を取ったかを確認して、どうしてそうなったかを究明する必要があります。

そして、原因がわかったらこのようなことが起こらないように、対応策を練って課内で共有しましょう。

原因と対応策が固まったら、得意先にもその旨は伝え、今後このような問題が起こらないことと改めての謝罪をします。

今後も取引をするということを念頭に置いて、行動を迅速にするのが大切ですね!

ワークショップ「小学生に必要なのは「理科」「社会」どちらか」


高田馬場にある就労移行支援事業所のリスタートでは、月曜日の4コマ目にワークショップを行っています。

ワークショップでは、お題に対する柔軟な発想と、グループ分けされた際の「自分の意見を言う」ことと「他人の意見を聞く」スキルを磨く事を重点においています。

また、司会者は色々な意見を取りまとめるスキルを磨くことができ、発表者は取りまとめた意見を発表する事でプレゼン能力を鍛える事ができます。

今日のテーマは、「小学生に必要なのは「理科」「社会」どちらか」です。

利用者さんの回答

「どちらかというと社会」

はじめは理科派と社会派でわかれていましたが、理科の知識は社会科の中にも含まれる、という視点で考えた「どちらかというと社会」という意見にまとまりました。

理科派としては、理科を学習することで、家庭ではできない実験ができたり、危険なことについて学べたりする、という主張。

社会派の意見として、目の前の日常を理解するためには社会科の方が必要であり、また「爆発した」などというニュースから、何と何が危険、という理科の知識が学べる、という理科派への反論がありました。

このように、社会科に触れながら理科も学べる、というところで「小学生に必要なのは、どちらかというと社会」という意見にまとまっています。

スタッフからのコメント

今回は1グループということで、発表時間を短めにし、密に議論できるよう時間をとりました。

ディベート形式では、相手の意見をよく聞き、頭を柔らかくして反論を考える、という立ち回りが必要です。

いつもより意見の出し合いができ、「理科」「社会」のメリット・デメリットの話し合いができていたのではないかと思います。

 

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