リス太のコミュニケーション講座~相手をウッとさせない。言いにくいことを伝えるコツ~
言いにくいことをウッ…てならずに伝えてくれる人って何が違うんだろう?
同じ注意される内容でも
「この人の言葉なら受け取れる」
「この人の発言はいつも身構えちゃう」
みたいな違いってあるよね。
「この人の言葉なら受け取れる」
「この人の発言はいつも身構えちゃう」
みたいな違いってあるよね。
そうそう。
なんでだろうね?
なんでだろうね?
一緒に分析してみよう。
手をウッとさせない。言いにくいことを伝えるコツ
あなたはどっち?
まず、Aさんの発言を見てみよう。
- A:今日の見積書、計算間違ってたよ。
ウッてなるやつ・・・
ド直球にボールを投げられて、デットボールって感じだね。。。
次のBさんはどうだろう?
次のBさんはどうだろう?
- B:今日の見積書、計算間違ってたよ。次から気をつけようね
Aさんよりはウッてならないけれど…
フォローが入って、少し緩衝されたね。
さいごにCさんはどうだろう?
さいごにCさんはどうだろう?
- C:おつかれさま。
いつも見積書用意してくれてありがとう。
今日の分なんだけど、計算が間違っているところがあったよ。
繁忙期だし、小さいところも気をつけていこうね。
おお、あんまりウッてならない!
気をつけていこうって思えるよね!
Cさんの発言のポイントはなんだろう?
Cさんの発言のポイントはなんだろう?
順番が大事だった!
丁寧な言葉を使っているというのもあるけれど、それだけではない気もする・・・
そう。
実は言いにくいことを伝える際のポイントは、伝える順番なんだ。
Cさんの言葉を例に見てみよう。
実は言いにくいことを伝える際のポイントは、伝える順番なんだ。
Cさんの言葉を例に見てみよう。
1. | 挨拶・・・おつかれさま |
2. | 褒め(労い)・・・いつも見積書用意してくれてありがとう。 |
3. | 本題・・・今日の分なんだけど、計算が間違っているところがあったよ。 |
4. | 励まし・・・繁忙期だし、小さいところも気をつけていこうね。 |
なるほど~。
厳しいことばかり言われると落ち込んでしまうけど、労いや励ましの言葉に挟んで伝えてもらえると、がんばろうって思えるね。
厳しいことばかり言われると落ち込んでしまうけど、労いや励ましの言葉に挟んで伝えてもらえると、がんばろうって思えるね。
そうだね。
伝える順番、クッション言葉も大切だよ。
言いにくいことを伝えなくてはいけないとき、意識してみよう。
伝える順番、クッション言葉も大切だよ。
言いにくいことを伝えなくてはいけないとき、意識してみよう。
まとめ:言いにくいことを伝えるコツは、労いや励ましの言葉を添えて伝えること
命令口調で注意されると、不満に思ったり反発心が湧いたりしてしまうよね。
言われる自分が悪いと思うと、憂鬱な気持ちになって意欲もそがれちゃうこともあるかな。。。
言いにくいことは、相手を傷つけたり不愉快にさせたくて言っているわけではないからこそ、否定しようとしているわけではないことを伝えるために、相手にどんな風に言えば受け取ってもらえるかが大切だね。