就活SST「職場での問題に対処する」/ワークショップ「スマホ使ってない人に薦めるには?」
目次
新聞読解「『自撮り』で照合、発展途上」
以下、記事の要約です。
銀行や証券会社で口座を開く際などに法律で義務付けされている「本人確認」。
これまでは郵便物の受け取りといった手続きが必要で、煩雑に感じる人もいただろう。
2018年秋の関連法の施行規則改正を経て、ネット上で作業を完結できる環境が徐々に整いつつある。
一足先に記者が試してみると、便利な半面、なりすましなどのリスクが消えたわけではないことにも注意が必要だ。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- 機能としては、発展途上だと思う。
- アプリの機能の進歩に驚き。
- 悪用されないか心配。
- 人の労力がかからないというメリットがある。
顔認証は便利ですが、使い方や運用でまだまだ改善できる点がありそうですね!
就活SST
『さ』『ざ』で焼いて食べると美味しいものは?
高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートの月曜3コマ目はAグループの就活SST!
今日もいつも通り、アイスブレイクの「朝までそれ正解」で始まりました。
Aグループ「さんま」/「サーロインステーキ」/「サーモン」/「さざえ」
今回、Aグループで出た回答はこれらのものが出ました。
「さんま」や「サーモン」などの魚や、お肉である「サーロインステーキ」など、挙げていくと食欲をそそられますね!
職場での問題に対処する
高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートでは、月曜日に就活SSTというプログラムをやっています。
ビジネスの様々な場面について、対処の仕方を考えていきます。
シーン①
状況
あなたは別の部署の同僚Aさんから愚痴をこぼされた。
「先月本社から異動してきた係長から仕事を指示されるのが面白くない。部署の仕事は自分の方が詳しいし年齢も自分の方が2歳上なのに」と言う。
このような場合、Aさんにどのようなことを言えば良いか。
三つ答えよ。
解説
前提として、係長が役職者であるということを頭に入れておく必要があります。
役職者は、一般社員に指示や指導をする責任がありますので、異動してきたばかりという事情は関係ありません。
また、年齢が自分より若い役職者がいることも通常でありえることなので、そこに不満を持つことは正しくありません。
そして、自分の方がその部署にいる経験が長いのならば、着任したばかりの係長をサポートするという視点も大切です。
時には不満を伝えることも重要ですが、自分ができることを考えて、より業務を良くすることを意識してみましょう!
シーン②
状況
営業1課のあなたは後輩のAさんから、賞与が減ったと愚痴を言われた。
3課が扱っている製品の売上不振が業績悪化の原因なのに、自分たちまで賞与を減らされるのはおかしいと言う。このような場合、どのようなことを言えばいいか。
三つ答えよ。
解説
まず、賞与についての考え方ですが、業績によって影響を受けるものです。
また、会社としては必ず出さないといけないものではなくて、ある程度裁量があります。
よって、会社側に賞与の額について不満を持つのは合理的ではありません。
そして、この設問では同じ営業部の中での話なので、「3課の責任なのに自分たちまで減らされるのはおかしい」というのは適当ではありません。
部の中で会議があるので、隣の課であっても自分たちにできることがあったはずなので、当事者意識を持つことが大切です!
そういったことに触れたものが、解答になります。
シーン③
状況
あなたの元同僚で親友でもあるBさんは、退職して小説家になり、新人賞を受賞した。
あなたはその祝賀パーティーでスピーチすることになったが、このような場合、一般的にどのようなことを言えば良いか。
三つ答えよ。
解説
祝賀会などでは、「関係性」や「場」に応じたスピーチを踏まえたものにする必要があります。
具体的には下記3点です。
①お祝いの言葉
②会社にいた頃のエピソード
③今後のことについての応援
上記のようなことに触れることを意識してみましょう。
ワークショップ「スマホ使ってない人に薦めるには?」
高田馬場にある就労移行支援事業所のリスタートでは、月曜日の4コマ目にワークショップを行っています。
ワークショップでは、お題に対する柔軟な発想と、グループ分けされた際の「自分の意見を言う」ことと「他人の意見を聞く」スキルを磨く事を重点においています。
また、司会者は色々な意見を取りまとめるスキルを磨くことができ、発表者は取りまとめた意見を発表する事でプレゼン能力を鍛える事ができます。
今日のテーマは、「スマホ使ってない人に薦めるには?」です。
利用者さんの回答
A班:便利な機能をアピールする
A班での議論の結果、ターゲットはお年寄りや、携帯電話が必要ないと思っている人。
生活に密着したアプリなどでスマホの便利さをアピールします。
デメリットとして「操作が難しい」「文字が小さい」などの声があると予想されました。
こちらは、操作やタッチなどはスクールがあるのでそちらへの参加を提案したり、操作方法は教えるので一緒に勉強しようと声をかけたりということで解決できると考えました。
B班:貸出で慣れてもらう
B班では、ガラケー(これまでの携帯電話)を使っていて、スマホに興味がある人へ進める方法を考えました。
方法として、地図、カメラ、LINEなどのコミュニケーションアプリというシンプルな機能を入れたスマホを一定期間貸し出します。
レンタルすることで苦手意識をやわらげ、便利さを体感してもらうことができます。
一方でデメリットとして、高齢の方が慣れにくいのではと考えられますが、こちらもレンタルサービスを体験してもらうことで解決できるのではないかと考えています。
スタッフからのコメント
どちらのチームも、前提条件・定義を設定して、発表ができていました。
スマホが難しいと言われる理由、解決策、デメリット。
様々な内容を議論する必要がありますが、グループ内がどの話題にいるのか、見失わないよう注意していきたいですね。