「ネガティブで何も手につかない」「休みたくても休めない」を解決! 心理学のテクニック
目次
ストレスをアンカーリングで克服
- 「心が休まる暇がない。。。」
- 「帰ってきても仕事とか学校のことを考えてしまう。。。」
- 「マイナス思考。嫌なことばかり考えちゃう。。。」
- 「疲れてるのに、リラックスできない。。。」
こういうことってあるよね。
前に話した「アンカーリング」を応用して解決してみよう!
休みたくても考え事ばかり。。。どうしたらいい?
自分のパフォーマンスがいい状態を、いつでも引き出せるようになるテクニックだよ!
1. 部屋の中に3つのスポットを用意
付箋でもコピー用紙でも、目印になるものを3つ用意し、スポットを作ります。
ひとつは「観察者(=自分を客観的に見るポジション)」、
もうひとつは「卓越性サークル(=自分が最高のパフォーマンスを発揮している状態)」です。
さらにもうひとつが「ネガティブスポット(=リラックスできていない状態)」です。
2. まずは、最高の状態をイメージ
観察者のスポットに立ち、卓越性サークルにいる、自分が最も気分がいい状態、最高のパフォーマンスを発揮している状態をイメージします。
卓越性サークルの中にいる自分を客観的に見たとき、自分はどんな表情、声でしょうか
3. 卓越性サークルの中へ
観察者側から自分をイメージできたら、一度軽く体を動かしましょう。
肩を回す、屈伸する、など簡単なもので大丈夫です。
そしてもう一方のポジション、卓越性サークルへ移動します。
さきほど客観的に見ていた、気分のよい状態の自分を、今度は主観的にイメージします。
嬉しい、楽しい、といった気持ちを体感できるようにイメージしてみてください。
4. 何度か卓越性サークルを体感する
卓越性サークルで気分のよさを実感したら、また軽く体を動かします。
そしてもう一度卓越性サークルへ移動し、自分のよい状態を体感します。
先ほどよりもよい気分を体感するのが早い、と実感できるようになるまで数回繰り返します。
5. 次は観察者スポットからネガティブな自分をイメージ
卓越性サークルの中の自分を体感できるようになったら、再び「観察者」スポットへ移動します。
今度は、リラックスできていない自分を、客観的にイメージします。
休日なのに疲れていて、リラックスできない自分、嫌なことばかり考えて落ち込んでいる自分をイメージします。
表情や姿勢はどのように見えるでしょうか。
6. ネガティブスポットへ
ネガティブになっている自分をよく観察できたら、また体を動かして、ネガティブスポットへ移動します。
さきほどイメージしたネガティブな自分を体感します。
苦しい、重い気持ちを体感できるようイメージします。
7. 観察者に戻る
ネガティブになっていてリラックスできない自分を体感したら、体を軽く動かし観察者ポジションへ戻ります。
そこから、卓越性サークルにいる自分と、ネガティブスポットにいる自分を見比べてみます。
表情も姿勢も、空気も違いますね。
8. 卓越性サークルからネガティブスポットへ
また体を動かし卓越性サークルに入り、ポジティブな自分を体感します。
今度はそのままネガティブスポットへ移動してみます。
最初にネガティブスポットへ移動したときに比べ、重い気持ちにはならないはずです。
アンカーリングの応用
ネガティブな自分をアンカーにして、ネガティブになったときに元気を取り戻す、ってことか!
ポジティブな自分、ネガティブな自分を具体的にイメージして、何回か繰り返すのがコツだよ!
アンカーリングが上手に使えるようになったら、いろんなストレスを克服できそう!