悩みやすい、落ち込みやすい、ストレスを感じやすい。。。そんな人への処方箋

  • 「悩み事が多い」
  • 「ストレスを感じやすい」
  • 「自分のことがキライ」

悩みって尽きないよね。
友達のこと、将来のこと。。。
おや、なにか困っていることでもあるの?
うん、悩みやすいというか、性格なんだろうけど。。。
マイナス思考になりがちだから、何とかしたいんだけどね。
うんうん、人生には悩みはつきものだけど、小さな悩みも、積み重なると大きなストレスに。
どうして「悩みやすい」んだろう?

考え方、捉え方の個性

僕たちの悩みやトラブルを考えるにあたって、「地図は土地ではない」
という考え方を紹介するね。
どういう意味だと思う?
うーん、地図に書いてあることだけが、実際の場所だというわけではない、みたいな感じ?
おっ、いいね。
だいぶ近いよ!

 

地図 = 僕たちの認識、傾向
土地 = 実際の現実

 

「地図は土地ではない」ということは、認識しているものと実際の現実とは必ずしも一致しない、ということなんだ。
思い込みだったってこともある、ってこと?
そうそう!
僕たちは生まれてからこれまで、いろいろな経験を通して、自分なりの現実の味方、考え方を作り上げてきているよね。
うん。
そして、全く同じ考え、すべて同じ考え、という人はいなくて、個性があるよね。
うんうん!
だから、意見の相違、価値観の相違、ってのが出てくるんだよね。
そうそう。
そういうわけで、現実の認識のしかた、ものの見方にも個人差がある、ってことなんだ。
「自分のことガキライ」
「自分はだめなヤツ」
そういう認識も、実は認識の問題。実際の現実、周囲の認識と違っていることがほとんどなんだ。
「考えすぎ」
「思い込み」
ってアドバイスされることもあるけど、実際の現実と自分の認識が違う、ってことなんだね。
そういうこと。
そして、僕たちは、自分が見たもの、聞いたものからそれぞれの地図を作りはするけど、その地図の修正は、なかなかやらないんだ。
うんうん、なかなか気づけないよね。
まずは、自分の見ている・捉えている現実と、実際の現実は違う、というのを認識すること。
そして、その地図の修正する方法をわかっておくこと。
これが、ストレスを感じやすい性格、落ち込みやすい性格を克服するポイントだよ!

克服のためにできること

じっくり観察をする

まずはしっかりと現実を観察してみよう。
観察っていうと。。。?
他の人の唇の動き、色の変化、頬の色、まばたき。。。
じっくり観察してみよう。
ん、なんで観察?
落ち込みとか悩みとかに関係なさそうなんだけど。。。?
嫌な記憶や体験を思い出して考え込んでしまう、というのは「実際の現実」にとどまれていないということ。
他の人のパーツの観察って、「実際の現実」を意識するための大切なテクニックなんだ!

相手の状況に立ってみる

ここで紹介した、他の人の立場に立って考えてみる、という方法も有効だよ。
イラっとしたり、不快に感じたりしたときのイメージトレーニングだね!
そうそう!
認識している現実と実際の現実とは違う、としっかり認識したうえでトライしてみてね!

「考えすぎ」「思い込み」を克服しよう

ほかにも、落ち込んだ時、悩んでいる時にネガティブから抜け出すためのテクニックをたくさん紹介してきたよね。
うん!
元気を取り戻すための方法、イメージトレーニングってたくさんあるんだね。
思い込みや考えすぎで自分を追い込んでしまう、自分を過小評価してしまう、といったことはもったいないよね。
「自分が見ている現実」と「実際の現実」は違う、ということをちゃんと認識すること。
そしてその「自分が見ている現実」を「実際の現実」に近づける、地図の修正をすること。
この二つを意識して、悩みやすさや落ち込みやすさを克服していこう!

 

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