リス太のコミュニケーション講座~上手に付き合っていくために…怒りの対処プロセス~

前回、怒りを感じるポイントがあることを教えてもらったよね。
それをどうやって活かしていくかが知りたいな。
了解!
今日はリストを使ってどうやって怒りの対処をしていくかを見ていこう!

 

上手に付き合っていくために…怒りの対処プロセス

まずはクールダウン!

怒りを対処する上でまず大事になるのが、「怒りの鎮め方を持っておく」ことだよ。
鎮め方って?
頭に血が上ってかーっとなっている状態をとりあえず脱することが最優先ということだよ。
かーっとなったままだと、冷静に考えたり対処したりするのは難しいからね。
なるほど・・・
具体的にどんな方法があるんだろう?
やり方は色々あるよ。
例えば、
「怒りを感じたらとりあえず10数える」
「深呼吸する」
「手をぎゅっと握って緩める、を繰り返す」
「深呼吸する」
などなど・・・
僕はいつも目をつぶって自分でつくった「怒りを静める呪文」を唱えるようにしている!
いいね!笑
自分に合ったやり方をを取り入れるのがポイントだよ。

怒りのポイントを特定する

さて、静まったら次はリストを参照して怒りの特定をしてみよう!
どうやって使うの?
自分のもやもやを深掘りするよ。
どれが一番近いかをリストを見ながら考えてみよう。
かっちり当てはまらなくても、近いものなら選べるかも知れないね。

守るための行動をリストアップ

さぁ、最後は実際に対処してこう。
既に起ってしまったこと理解した上で、次にどんな行動を取るかを考えていくよ。
ふむふむ。
どうやって考えていけばいいんだろう?
例えば上司に時間をかけてつくった資料をダメ出しされてしまったことに怒りを感じて、今回の怒りのポイントは「仕事」と「時間」だったと気づいたとしよう。
仕事と時間かぁ・・・
守るための行動として何ができるかなぁ?
仕事については、次に仕事をする上で怒りを避けるために、
「つくる資料の完成イメージを確認する」
「指示が曖昧だった部分を明確にするための質問をする」
ことが行動としてできるよね?
なるほど。
そうすれば取り組む時間も短縮できるね。
そう、一石二鳥でしょう?
こんな風に考えていくんだけど、行動は理想的なものというよりちゃんと現実的に取り組むことができるものを選ぶのが上手くいくコツだよ。

まとめ:優先順位をつけて怒りの対処に取り組もう

リストアップ、いざ自分が怒りを感じた時に取り組めるかなぁ・・・
怒りを感じたままだと難しいから、まずは鎮める、そして特定する、最後にリストアップして行動、この流れをひとつひとつ取り組めるようにしよう。
たくさん思いつくよりも、ちゃんと行動できることが大切だものね。
うん、だから幾つか思いついたら優先順位をつけてみるといいよ。
とにかく行動してみる!これが大事!

 
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